第9旅第7章:七里ヶ浜駅~稲村ケ崎駅 | もこ太郎の平成阿房列車

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後ろ髪ひかれる思いで、鎌倉高校前駅 を後にする。


私は海の景色を見たいが為、前面展望かぶりつきは行わず、進行方向右側を向いていた。

列車は直進の線路をしばらく進んだかと思うと、すぐにスピードダウンした。

そしてポイントを通過する時の揺れを感じた。


ここは江ノ島電鉄沿線で唯一の信号場、「峰ヶ原信号場」である。

ここで列車の交換が行われる。


信号場を過ぎてから、ようやく次の駅の車内アナウンスが入る。

信号場での停止を、駅に着いた時の停止だと勘違いさせないための策であろう。


国道134号との並走が終わるタイミングで、海からは徐々に離れてゆく。

そして国道の代わりに、大型車1台がギリギリ走れるような細い道路が並走する。

その道路と線路の間には柵が無く、列車と車とが至近距離で並走する事もしばしばであろう。


海が住宅によって完全に見えなくなったタイミングで、次の駅に着いた。



「七里ヶ浜(しちりがはま)駅」




単式ホーム1面1線を有する駅。

腰越、鎌倉高校前、そしてこの七里ヶ浜と、1面1線の駅が続いた。

そのため、その間にある峰ヶ原信号場は、列車の交換を行う上で非常に重要な役割を果たしている。


私がこの駅に訪れた時には駅員がいたが、早朝と夜は無人駅となるらしい。




改札を出て駅舎を見てみると、ウィンドサーフィンのマストのモニュメントが設置されているのがユニークである。




駅名にもなっている七里ヶ浜は、サーフィンのメッカとなっている。

しかし駅前にはあまりサーファーの姿が見受けられない。

海の間際ではない場所に駅が設置されているとはいえ、どちらかというと鎌倉高校前駅の方がサーファーが多かった印象だ。


次の電車が来るまで、しばらく駅近辺で撮影にふけっていた。








気が付くと、鎌倉行きの電車が来てしまった。

私は慌ててホームに向かって走る。




何とか乗車に間に合った。

列車は再び海に接近したかと思うと、すぐに離れてしまった。

車窓から海が臨める区間は、ここまでである。


車窓は一変して、草木が生い茂る場面を徐々に映し出しつつ、次の駅に停車した。


「稲村ヶ崎(いなむらがさき)駅」




島式ホーム1面2線を有する有人駅。ホームと改札とは構内踏切で連絡されている。




駅周辺は商店や住宅が建ち並ぶが、海岸までは徒歩ですぐにたどり着ける距離である。

駅名にもなっている岬「稲村ヶ崎」も徒歩圏内だ。




ちなみに桑田圭祐の映画「稲村ジェーン」はこの駅近辺が舞台になっており、サザンオールスターズの「君こそスターだ」では、歌の冒頭で稲村ヶ崎が登場する。







ここから先は、また今までと違った江ノ電の姿を見受けることとなる。




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