第7旅第11章:3つの「富岡」駅 | もこ太郎の平成阿房列車

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上州福島駅 を出発すると、列車はしばらく住宅や学校、大型店舗等の脇を走る。

程なくして富岡市に入り、再び鏑川を鉄橋で渡る。


この富岡市内の上信線の駅で、「富岡」を名乗る駅は3つ存在する。

その中心は上州富岡駅。

そしてその両脇に、それぞれ分家となる駅が存在する。



下り列車でまず到着するのは、


「東富岡(ひがしとみおか)駅」


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単式ホーム1面1線を有する駅。


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この駅も、曜日や時間帯によって有人になったり無人になったりするらしい。

私が訪れたときは無人であった。


駅名標からして、今までの駅とは少し違った印象を受ける。

それもその筈で、明治からの歴史を持つこの上信線の中で、この駅は平成に入ってから新設された駅(平成2年)なのである。

周辺の工業団地の開発などに伴い、住民の要請から作られた駅であるらしい。

確かにホームからは大きな工場を見ることができる。


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駅の外に出て、振り返ってみると驚いた。

木造で瓦屋根といった和風の佇まいの駅舎が多い上信線では珍しく、ここの駅舎は洋風の洒落た印象である。


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まるで先に訪れた銚子電鉄の駅 を思わせる。
これは、富岡市内にある重要文化財「富岡製糸場」をモチーフにして作られているらしい。


駅前には少し大きめの広場があって、そこで昼食として、持参した弁当(コンビニ製)を頂くことにした。

昼食は前もって準備しておいた。

前回の旅 で沿線の駅周辺には、売店やコンビニが極端に少ないという事を、痛い目を伴って学習していたからだ。


天気にも恵まれ、絶好のピクニック日和だ。

しかしそんな私は、世間一般の行楽というものには目もくれず、ひたすら鉄道に乗り、駅に降りる。

これを阿房と言わずして何と言えば良いだろう。


腹ごしらえも終わったところで、次の駅に向かう。


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東富岡を出ると、列車は民家が立ち並ぶ横を走り抜け、あっという間に隣の駅に到着する。



「上州富岡(じょうしゅうとみおか)駅」


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前回の旅の時にも下車した、上信線の主要駅だ。



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広々とした待合室、そして、


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機関車「デキ」をかたどったトイレも健在だ。


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この駅は、駅舎の外観より、駅舎の中の待合室の方が風情があるような気がする。


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※2013年11月現在、上州富岡駅の駅舎は、デキトイレも含めて改修工事のが行われている。

 現在の上州富岡駅は、以下の画像の通り、プレハブ駅舎である。


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この駅も前回の旅で十分堪能したので、足早に次の駅に向かう。


上州富岡駅を出た列車は、次の駅まで住宅街の中を走り続ける。

このような車窓は、上信線沿線で唯一ではないか?と思ってしまうほどである。


そして、すぐに次の駅に停車。


「西富岡(にしとみおか)駅」


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単式ホーム1面1線、そして木造駅舎を有する駅。

駅舎は小さくとも、上信線らしい純和風の印象を受ける。


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駅周辺は住宅が建ち並んでいる。


曜日や時間帯によっては、委託の駅員がいるらしい。


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この駅の近くには「七日市病院」があり、駅開業当時は「病院前駅」と名乗っていたらしい。

一時期営業を休止していた期間があるらしいが、営業再開のタイミングで、「西富岡駅」と名前を変え、富岡駅の一門に入ったという事だ。


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少し駅に滞在した後、次の列車に乗り込む。


列車は、日野自動車のトラックをイメージしたラッピング車両だった。


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