第7旅第10章:横見浩彦 | もこ太郎の平成阿房列車

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上州新屋駅 を出発すると、一面広がる田園の真ん中に、ただ真っ直ぐ線路が伸びる、というお決まりの車窓が飛び込んでくる。


国道254号線の大きな陸橋の下をくぐると、すぐに次の駅に到着する。



「上州福島(じょうしゅうふくしま)駅」


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思い出す…


群馬スタンプラリーの旅 の時、甘い考えのおかげで昼食を取れずこの駅でうなだれていたら、乗るべき列車に乗り損ねるといった二重の大失態を犯してしまった日を…

今回こそは、そんな失態の無いようにしなければ…

(この駅の詳細、そしてその失態の詳細については、その時の記事を参照されたい)


前回はそんな事があった為、駅舎の中や駅周辺を観察する余裕などなかった。

なので次の列車が来るまで、じっくり観察させて頂く。



駅舎を出てすぐ右側に井戸があった。しかし現在は使われていないらしい。


もこ太郎の平成阿房列車


駅前はいくつかの商店が並んでいるが、飯が食えるような店は無い。

これは改めて強調しておく。



さて、じっくり観察と言っても、この駅は木造駅舎以外に特筆すべき事柄もなさそうだ。

ここも上信線の主要駅の筈なのに、人もまばらでのどかな雰囲気だけが常に流れている。


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待合室のベンチに腰掛け、ふと天井を見上げてみると…



誰かのサインが額縁に入れられ展示されている…


よく見てみると…


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何と、究極の鉄ヲタで私のライバル、横見浩彦のサインではないか!?



そう、この上州福島駅は、全国の全駅乗下車を行っていた横見が、最後の最後に降り立った駅なのである。

その模様は、漫画「鉄子の旅」単行本第4巻に記載されている。



ひょっとして前回の旅のトラブルは、横見、貴様の呪いか!?



それにしても、俺も人の事は言えないが…



横見よ…

同じ鉄ヲタとして言わせてもらう…






誰もできないような偉業を達成したんだから…

そんな時くらい…












もうちょっと綺麗な字を書け!!!


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しかし横見が最後にこの路線を選んだ理由も、風情のある駅がたくさんあるから、ということだったらしい。

究極の鉄ヲタもそこまで惚れ込む程、この上信電鉄には大きな魅力があるということだ。




さて、横見のことはあまり気にしないようにして、次の駅に向かうことにする。



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