「トロッコ亀岡」駅からは、タクシーで移動します。
山陰本線「馬堀」駅の脇を通り過ぎ、向かったのは…
「保津川下り」の乗船場
そうです!先ほどトロッコ列車から見えた乗合船に、今度は私たちが乗るのです!!
この保津川下り、たくさんの著名人が訪れたらしく、壁に掲げられた色紙もハンパ無い数です!
待合室で船の出発を待っていると、何だか空模様が怪しくなってきた…
そんな中、船への案内が始まりました。
船には、20人弱の人員が乗り込み、中にはアメリカや、台湾からの観光客もいました。
さすがは世界の観光名所、「Kyoto」!!
船頭さんは一隻の船に4人乗船。
ベテラン親方風の方と、中堅の方二人の合計三人でオールを漕いで、
若手のイケメン兄ちゃんは、長~い棒で船を操ります。
昼までの酷暑も、雨でその勢いは和らぎ、保津川の流れと、川の畔に佇む木々の深緑、そして遥か彼方に臨む山々の姿が、よりいっそう清涼感を引き立てます。
保津川はひっきりなしに右へ左へ蛇行を続け、船頭さんたちは必死に舵を取り続けます。
それにしても、2時間弱船を漕ぎ続ける船頭さんたち、本当にご苦労様です!
川の岩場で、カワウが羽を休める姿を随所で見ることができます。
その中に、鮮やかな青色のカワセミの姿も臨むことが出来ました。
所々で急流にさしかかり、船が無事に通過する度に、乗客から歓声が上がります。
ひっきりなしに蛇行する保津川を下っていると、山陰本線の鉄橋が何度も姿を現してきます。
その中に、橋の上にホームのある、「保津峡」駅の姿も見ることができました!
保津峡駅は秘境駅としても有名な駅で、一度は降りてみたい駅ですね!
(ヤバい、また鉄分発散してしまった)
そんな中、運良くトロッコ列車に遭遇する事が出来ました!!
そしてさらに川を下っていくと…
何と!野生の猿の群れに遭遇しました!!
思わず船頭さんに確認しちゃいましたが、この猿たちの飼育係もいないし、餌付けなんて当然されていないとの事…
非常に貴重な場面に出くわして、これは超ラッキー!!!
そんなこんなで、楽しい船の旅も終点が見えてきました。
最後には売店船のお出迎えを受け、思わずビールを一杯頂いちゃいました!!
これにて京都の小旅行は終了。
久しぶりに、親子水入らずの時間を過ごすことが出来ました。
そこから、親たちは私を京都駅に置いて、車にて帰宅。
私は、親が予約を取ってくれた、駅前のビジネスホテルで一泊する事に。
一人旅でホテルに宿泊なんて、初めての旅
以来ではなかろうか…
シュラフまで用意していたんだけど、まさかホテルに泊まるとは思わなかった…
落ち着かない…
駅で寝たい…
次の朝4時半には起床、5時にはチェックアウト。
そして、人もまばらな巨大駅「京都」から、始発列車で米原へ向かうのであった…
最後は本当の余談でしたね…
さて、頑張って「群馬阿房列車の旅」の続きを書かなきゃ。