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霧島市を中心とした歴史探訪(写真紹介)のブログです。

霧島市隼人町霧島医療センターの近くに菅原神社がある。


この神社の脇に岩壁に彫られた磨崖仏が残されている。



菅原神社 小高い丘にあり登っていくと社殿がある。








菅原道真公 大宰府に左遷時にこの地で亡くなるとある。









この神社のすぐ脇に岩がありそこに多数の磨崖仏が残されている。







実はこの磨崖仏のすぐ前に家が建っていたそうだ、そのせいで難を逃れたものなのか。





















13仏


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 宮内原用水路



宮内原用水は隼人町の、鹿児島神宮境内を横切って流れる。









この橋が参道である。





霧島市の田んぼを潤す用水路の一つ宮内原(みやうちばる)用水路。


鹿児島神宮を過ぎた所に地元の人に「はなんす」とよばれるトンネルがある。





 小高い丘にくりぬかれた2つのトンネル。







トンネルが崩れないようにと二つのトンネルにした工夫がみられるようだ。


これが鼻の穴に似ていることから、鼻んすと呼ばれているようだ。





先人たちの造った貴重な遺産を今後も大切に守り伝えていきましょう。











ニ穴連結隧道


宮内原(みやうちばる)用水は今から300年前、正徳元年1711年に隼人町西光寺、天降川水天淵の川岸より工事が始まり、6年の歳月をかけて浜ノ市の海岸まで完成したという。

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 現在の取水の為の堰。


天降川に堰を造り手前の(水門)方へ取水している。
 

 用水路建設記念碑



困難を極めた12Kmに及ぶ難工事に関する記録が漢文で刻まれている。
取水門と最終尾の田との高低差はわずか17mとのこと。この用水路のおかげ
で国分平野天降川西岸区域は灌漑され稲田が広がり、恵みを受けている。
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すぐ上流には水天淵発電所がある。この地域は最近、近くに隧道ができ、車が通らなくなっている。