国分平野灌漑と宮内原用水 | 霧島っ子のブログ

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霧島市を中心とした歴史探訪(写真紹介)のブログです。


宮内原(みやうちばる)用水は今から300年前、正徳元年1711年に隼人町西光寺、天降川水天淵の川岸より工事が始まり、6年の歳月をかけて浜ノ市の海岸まで完成したという。

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 現在の取水の為の堰。


天降川に堰を造り手前の(水門)方へ取水している。
 

 用水路建設記念碑



困難を極めた12Kmに及ぶ難工事に関する記録が漢文で刻まれている。
取水門と最終尾の田との高低差はわずか17mとのこと。この用水路のおかげ
で国分平野天降川西岸区域は灌漑され稲田が広がり、恵みを受けている。
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すぐ上流には水天淵発電所がある。この地域は最近、近くに隧道ができ、車が通らなくなっている。