この入来麓保存地区では江戸時代末期武家屋敷及び明治から昭和初期までに建てられた家、表門や付属屋、街路に面して築かれた石垣などが伝統的建造物として特定され、保存されている。
清色城(山城)入口
見事な枝ぶりだ。
翁草がひっそりと咲いていた。
電柱と電線を消してみた。
この玉石は、すぐ近くの樋脇川から運ばれ何年もかけ築かれた石垣であろう。この地区全体の玉石の量は相当なものである。
4月の初め薩摩川内市入来麓を友人の案内で訪れた。
入来町は鹿児島県の北西部に位置し、三方を山に囲まれ川内川に合流する樋脇川の沖積地に展開する街である。中世の山城である清色城の裾野に屋敷が配置され、現在でもその整然とした町並みが残り、「伝統的建造物保存地区」に指定されている。
車を役場近くに留め散策に入る。地頭仮屋跡 現在入来小学校となっている。
カメラ片手に散策に入る。この石垣がなんともいいですな~。
いきなり現れる清色城の堀切。高さ約20メートルはありそう。本丸まで登りたいところであるが、今回は時間の関係で此処までとする。
玉石垣が美しい整然とした麓の街 良く整備されごみくず一つ落ちていない。