2024年07月20日(土) サントリーホール
ラヴェル：クープランの墓（管弦楽版）
ブルックナー：交響曲 第7番 ホ長調 WAB 107
指揮：ジョナサン・ノット
神奈フィルアフターのサントリー。
記憶が新しい東響から書く。
ノットの指揮姿が美しい。
クープランのあの小慣れた雰囲気が逆にすごいと思ってしまった。
音も「ほいほいほいのほ〜い」という感じで出している。余裕綽々、目を瞑ってでもできるという雰囲気だ。
でもなんだかこれがかっこいいと感じた。
信頼関係のある東響だからこそできる音ではないだろうか。
後半のブルも素晴らしかった！！！
今回のブル7第2楽章は、いつも涙する天使が舞い降りるような美しさというよりは、神々が大伽藍で大きな決裁を下したようなとても迫力ある演奏だった。
第3楽章は一発目にトランペットのぷわ〜んがあったがまぁ金管は仕方ないと思ってる。
二発目以降は成功に終わった。
そういえば、金管の配置が独特だった。
チューバが中央。ホルンとワーグナーチューバも中央。トランペットが端。
初めて見る配置だった。
うむ、、改めてこのブル7という音楽はクラシック界における最高傑作なのではないかと思った。
