N響 下野 グバイドゥーリナ バイバ・スクリデ ドボ7 | クラシックコンサート鑑賞日記

クラシックコンサート鑑賞日記

コンサートの余韻を楽しむブログ

2023年5月13日(土)NHKホール

ラフマニノフ/歌曲集 作品34̶「ラザロのよみがえり」(下野竜也編)、「ヴォカリーズ」
グバイドゥーリナ/オッフェルトリウム*
ドヴォルザーク/交響曲 第7番 ニ短調 作品70

指揮:下野竜也 
ヴァイオリン:バイバ・スクリデ*

 

 

 

N響定期公演。

なんだかんだ先月も先々月も行かなかったため久々。

 

グバイドゥーリナが聴きたく、予習もかなりしたつもりだが全く頭に入ってこず。

しかし、PC音源と生音源の違いで生演奏の感嘆は今までの予習音源を覆すだろうと思ったら覆さず、ただただとっつきにくい現代音楽で終わった。

 

グバイドゥーリナといえば、テクノを組み込んだ曲がめちゃくちゃにかっこよく面白く、だからこそ聴いてみたいと思ったわけだが、今回は前回のようにならなかった。

予習の時点で何度聞いてもしっくりこず。実演は体感で70分あるように感じた。

曲自体の問題だと思う。演奏者の問題ではない。

 

こんな難解な曲なら最初のラフマ不要では、、と思ってしまった。

ラフマイヤーだから入れましたと下野さんは動画でおっしゃっていたが。

自分の勉強不足だが、前半はとにかく長く感じてどっと疲れてしまった。

 

そんな感じだったので後半は憂いな気持ちで挑んだが、ドボは快演!!

とくに第3楽章からの美しさ、躍動感は申し分ない。

オケの音を立体的に自在に鳴らしつつ、いやらしくない。

大変満足な演奏だった。

 

そういえば郷古さんはアシスタントがとれてコンマスになったんですね。

伊藤さんは演奏はいいけど華がないので、郷古さんのようなイケメンですらっとした若い人がオケの顔となったら確かにとても華やかで目立ち、若い女性のファンが増えそう。

この前の東京春祭ではまだまだ、、と思ったが、その日のコンディションが悪かっただけかもしれないし、得意な曲があるだろうし、長い目で見ていきたい。