アレクサンダー・ガヴリリュク ピアノ・リサイタル | クラシックコンサート鑑賞日記

クラシックコンサート鑑賞日記

コンサートの余韻を楽しむブログ

2023年2月21日(火) オペラシティ

<変更後のプログラム>
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 「月光」 Op.27-2
シューマン:子供の情景 Op.15
リスト:タランテラ S.162-3/S.10c-3
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
ショパン:夜想曲 第8番 変ニ長調 Op.27-2
ショパン:ポロネーズ 第3番 イ長調 「軍隊」 Op.40-1
ブラームス:間奏曲 ロ短調 Op.119-1
ブラームス:間奏曲 嬰ハ短調 Op.117-3
サン=サーンス/リスト:死の舞踏 Op.40


<当初発表のプログラム>
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 「月光」 Op.27-2
ショパン:夜想曲 第8番 変ニ長調 Op.27-2
ショパン:ポロネーズ 第3番 イ長調 「軍隊」 Op.40-1
リスト:コンソレーション 第3番 変ニ長調 S.172-3/S.12-3
リスト:タランテラ S.162-3/S.10c-3
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
ドビュッシー:2つのアラベスク
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 Op.36 (第2稿)

 

 

 

大好きなガヴちゃんの5年ぶりのリサイタル。

なんと、予定していた演目が8時35分くらいに終了。アンコール入れても8時45分くらいで会場の明かりがついて強制終了。

アンコールは2曲でしっぽり系。いつも超絶技巧満載の曲を5曲くらいやって会場総立ちという印象だが、、、う〜む、やはり戦争の影響だろうか。

 

今日は前半後半ともに最後のリストはさすがの技術と強い打鍵でガヴ・ワールドへ引き込まれた。これだよこれ、ガヴちゃんのリストはたまらない。

しかし、ラフ2がなくなったのはどういうわけなのか、、、今日は本来超お得意のロシアプログラムがまったくなかったので、これも戦争の影響なのかも、、と悲しくなった。

 

私も、もし日本が中国と今戦争していて、建物が破壊され、人々が殺されていたら超絶技巧で拍手喝采を浴びる曲など弾きたくないかもしれない。しかしガヴちゃんは、屈指のヴィルトゥオーソなのでどうしてもそっち系の演目を期待してしまい、子供の情景かぁ、、と思ってしまった。

 

ブラームスが繊細で美しかったが、あとの演目は今日はそこまで感嘆しなかった。

早く戦争が終わってほしい。。。