佐藤晴真 チェロリサイタル | クラシックコンサート鑑賞日記

クラシックコンサート鑑賞日記

コンサートの余韻を楽しむブログ

2022年03月23日(水)トッパンホール

メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ第2番 ニ長調 Op.58
シューマン:アダージョとアレグロ 変イ長調 Op.70
武満 徹:オリオン
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40

【アンコール】

シューマン:献呈 Op.25-1
加藤昌則:花詠み人

佐藤晴真(チェロ)
加藤昌則(ピアノ)

 

 

 

かなり元気いっぱいな演奏。

メンデルスゾーンはとても綺麗な曲だなと思っていたが、こんなに勢い余るような演奏が普通なのか?初めて実演を聞いたからわからないが、もうちょっとしっとりとした方がいいかもと思った。

 

楽器は非常に響く。音も大きくて強い。迫力のある音色だと思った。

ピアノがちょいうるさいと感じた。

ショスタコで何回ミスってんじゃ。。。ミスというより小指が届かなかった感じかな。

アンコールで佐藤さんは加藤さんをピアニストではなく「作曲家」と紹介。
アンコールは2曲やり、最後は加藤さんの曲を演奏したが、綺麗な曲でしっとり。いい曲だった。

しかし、若さゆえか飛ばすなぁ。

ものすごい勢いだ。
ただし、チェロの技術面は素晴らしい。1音1音的確。鳴らない音はないといった感じ。高音も綺麗に出ていた。

もうちょい情緒面があったらな。若いから元気いっぱいの弾き方になるのは仕方ないかな。ピアノと違ってチェロはそこら辺が特に難しそうだと思った。

ヒステリックにガシガシ弾くのは服部百音っぽいなぁと思ったら本人が聞きに来ていた。