2021年6月11日(金) サントリーホール
ドヴォルジャーク:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op. 53
ブルックナー:交響曲第6番 イ長調 WAB. 106
【アンコール】
J.S. バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番 BWV1005よりラルゴ (ヴァイオリン・アンコール)
指揮:広上淳一
ヴァイオリン:小林美樹
日本フィルハーモニー交響楽団
元気いっぱいのブルックナー。
これはこれで楽しかった。
テンポ早めで縦の線も合ってないが、悪くない。こういう荒々しい演奏は結構好きだ。
第2楽章は美しかった。
思わず目を閉じた。
第4楽章の自分の好きな部分も好みのテンポで満足だった。(ここだけテンポを遅くするケースが多い)
オーボエの彼女、前もいいなと思ったな。
ホルンの若いトップの人がとてもよかった。終演後の拍手が一層大きかった。
金管が大活躍。
元気いっぱいなのでヤナーチェクかと思った(笑)
休憩後、ステージの編成がかなり小さくてびっくりしたが、音は十分大きく聞き応えがあった。
前半のドボのヴァイオリンは小林さん。
3年前にも聞いたが、どうにもこの方の音は苦手。
技術や歌いっぷりも申し分ないんだが、どうしてもヒステリックに聞こえる。
服部百音も彼女に近い。
しつこいようだが、前半後半ともに、ホルンがとにかくよかった。
拍手鳴り止まず、広上さんのソロカーテンコールあり。
この「元気印ブルックナー」は広上さんならではだと思う。
明日は久々にはしご!