2019年12月11日(水)すみだトリフォニーホール
第一部:独奏
J.S.バッハ/《ゴルトベルク変奏曲》BWV988よりアリア
トーク◎ゴルトベルク変奏曲と他の作品への影響について
J.S.バッハ/イタリア風アリアと変奏 イ短調 BWV989
ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調
第二部:協奏曲
モーツァルト/ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K.491
【アンコール】
モーツァルト/ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488 より第2楽章
ヴィキングル・オラフソン[ピアノ、指揮]
新日本フィルハーモニー交響楽団
トーク好きのオラフソン、今日はしっかりと「トークコーナー」があり、通訳もいたので良かった(笑)
以前の武蔵野やブルーローズ等では通訳も不在でありながら永遠に喋り続けていた。
さて、本日もお得意のバッハを中心にベト、さらにモツは弾き振りを披露したわけだが、頗る美音。大変満足度が高かった。
前半のバッハは何度も実演で聴いているが、ますます美しい。透明感があって、音が転がるよう。生きている。
残念ながら私の近隣はオッサンの鼻息やら謎の呼吸音やら落下音やらとにかく鑑賞の妨げが酷く、少し集中に欠けてしまった。
後半のモツが夢心地。
新日本フィルの演奏も神がかった美しさ、特に弱音は白眉だった。
オラフソンの弾き振りは初めて。
こんなに美しいモツのコンチェルトは初めて聴いた気がする。
先日の展覧会はイマイチだったが、古典がとにかく得意なのだろうというのを改めて感じた。
それとしつこいが新日本の第2ヴァイオリンのビルマンはイケメンだなー。