建築のたびを写真とともに綴るmokonote/モコノート
【暖炉まわり】
暖炉まわりの壁をふかして、
師ル・コルビュジェの超有名建築、
『ロンシャンの礼拝堂』の様な壁のディテール
「住宅が一番生き生きとしている状況というのは、そこに住んでいる人のスポンターニティというか、自発性というものが活動しているときです。住む人のスポンターニティを殺してしまうようなデザイン本位の家なんかは、死んだも同然といえるでしょう。住んでいる人自体の生きざまが、その住宅と一体になっている生活空間、それこそ本当の建築といえるのではないだろうか。」(★4)
一度はディベロッパーの手に渡り、
解体の危機にさらされたモダニズム住宅『新・前川國男邸』
この家に惚れ込み、
価値を見出す現在の住まい手さんは、オーストラリア人のコール氏
【2階 和室】
コール氏が所有する、
絵画や家具などのコレクションが彼の感覚で設えられ、
新しい形で暮らしが営まれています
【1階 リビング-2】
談笑する住まい手・コール氏と、庭で遊ぶ愛犬
★4:『Commercial Photo Series 建築写真・表現と技法』1978年/玄光社
前川國男「スポンターニティが息づく生活空間を求めて」/インタビュー記事より
+.+Fin+.+
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