建築のたび vol.41_3 新・前川國男邸 | 建築のたびblog +.+mokonote+.+

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【暖炉まわり】

 暖炉まわりの壁をふかして、

  師ル・コルビュジェの超有名建築、

   『ロンシャンの礼拝堂』の様な壁のディテール



住宅が一番生き生きとしている状況というのは、そこに住んでいる人のスポンターニティというか、自発性というものが活動しているときです。住む人のスポンターニティを殺してしまうようなデザイン本位の家なんかは、死んだも同然といえるでしょう。住んでいる人自体の生きざまが、その住宅と一体になっている生活空間、それこそ本当の建築といえるのではないだろうか。」(4)



 一度はディベロッパーの手に渡り、

  解体の危機にさらされたモダニズム住宅『新・前川國男邸


 この家に惚れ込み、

  価値を見出す現在の住まい手さんは、オーストラリア人のコール氏



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2階 和室】

 コール氏が所有する、

  絵画や家具などのコレクションが彼の感覚で設えられ、

   新しい形で暮らしが営まれています



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1階 リビング-2

 談笑する住まい手・コール氏と、庭で遊ぶ愛犬


4:『Commercial Photo Series 建築写真・表現と技法』1978/玄光社

   前川國男「スポンターニティが息づく生活空間を求めて」/インタビュー記事より


+.+Fin+.+

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