建築のたび vol.33_1 修学院離宮 | 建築のたびblog +.+mokonote+.+

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~建築のたびと日々のできごとを写真とともに綴ります~

建築のたびを写真とともに綴るmokonote/モコノート


江戸時代、天皇や公家衆の政治介入を抑制する為、

 徳川幕府が設けた「公家衆諸法度」及び「禁中並公家諸法度」により

  日常を縛られた後水尾上皇は、

   王朝文化の発展に尽力されます


そして、その情熱と創意は、

  山荘の造営と経営に注がれるのでした


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【花菱紋】~下離宮 御幸門より~

 後水尾上皇お好みの模様


2008.03.07

■『修学院離宮(しゅうがくいんりきゅう)

■後水尾上皇(ごみずのおじょうこう)監修

■日本、京都市左京区修学院藪添、比叡山の麓・東山連峰の山裾



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【下離宮 御幸門】

 樅や杉といった高木を背に佇む

   屋根は葺き(こけらぶき)で、意外に簡素な造り



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【壽月観(じゅげつかん)

 柿葺き入母屋数寄屋造

   軒下の扁額“壽月観”の文字は、上皇宸筆によるもの



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【下離宮 庭】

 比叡山に発する流れとして、

   紅葉林の下を遣水が流れる


+.+つづく+.+