平成二十三年度 上田流和風堂特別公開 その2 | 建築のたびblog +.+mokonote+.+

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~建築のたびと日々のできごとを写真とともに綴ります~

茶室「遠鐘」、

 鎖の間、

  次の間‥といった特徴ある武家茶空間では、

   上田家ゆかりの御道具を含め、書跡・絵画・美術工芸品等を鑑賞


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【呈茶の主菓子】:御菓子所『高木』製

 和風堂「敬慎斎」広間にて薄茶席が設けられました

  茶道具の“サプライズ”な取り合わせも楽しませていただきました


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【書院庭園】

 枝垂桜と廊橋


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【点心】:日本料理『喜多丘』製

「安閑亭」広間にておもてなしを受けました

  蓋を開けると、桜の香り広がる色鮮やかなお弁当


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【「安閑亭」路地手水鉢(立蹲)】:宗箇創作「吉祥天」

 右奥は春日燈籠


 華やかな桃山文化において、

  宗箇は創作茶道具で茶の湯を組んだそうです


 いつの時代にも存在する古典派と前衛派‥


 宗箇は当時の流行りに敏感で、

  茶の湯の多様性を提唱した“アバンギャルド”だった様です