建築のたびを写真とともに綴るmokonote/モコノート
美術鑑賞に一日かける時間的余裕がなかったということもありますが、
『オランジュリー美術館』はちょうど良い規模で、
昼下がりから夕刻にかけてじっくり過ごすことが出来ました
さて、モネのもうひとつの遺言
【モネの遺言-2】
『作品は、自然光のもとで鑑賞されること』
天窓から乳白の幕を通して柔らかな自然光が降り注いでいます
後に知ったのですが、
朝の光で鑑賞すべき4作品が東側の部屋に、
午後の光で鑑賞すべき4作品が西側の部屋に展示されているとのこと
知った上で鑑賞すべし!
※『オランジュリー美術館』は二度の改修工事を経ています
・1927年 平屋建てプラン、自然光のもと開館
・1966年 上屋が増築され、自然光の享受を失う
・2006年 改築が叶い、再び自然光を取り戻す
~【モネの遺言】が無事再現されました~
(左の紅い室)モディリアーニの部屋:「ポール・ギヨームの肖像」など
(右の水色室)マリー・ローランサンの部屋:「ココ・シャネル嬢の肖像」など
【まわりの景色】
セーヌ川とコンコルド橋、右奥に『グラン・パレ』、左奥に『エッフェル塔』
※写真にはありませんが、チュイルリー公園をはさんで、
東側に大御所『ルーヴル美術館』、
セーヌ川をはさんで南側対岸に『オルセー美術館』。。があります