建築のたび vol.14 オランジュリー美術館その1 | 建築のたびblog +.+mokonote+.+

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パリで美術館巡りといえば、ルーブル美術館、オルセー美術館が挙げられますが、

 こだわり派(‥へそ曲がり(^^ゞ)の私は、クロード・モネの「睡蓮」連作8作品を求め、

  迷わず『オランジュリー美術館』へ!


2008.12.19
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■『Musée de l'Orangerie /オランジュリー美術館』

■フランス、パリ1区、セーヌ川沿いのパリど真ん中 ~メトロ・コンコルド駅が最寄駅~


モネは、「睡蓮」の展示空間とその鑑賞環境に条件を付け、

 自ら美術館の設計に絡みました


【モネの遺言-1】
『装飾なき白い空間を通過し、展示室へ』

  その言葉通り、ホワイエを経由し、二間続きの展示室へ導かれます


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巨大な楕円プランを囲う緩やかなカーブの壁面に、

 主役の「睡蓮」は高さ≒2m×幅≒6mの大壁画


圧巻です!


白の壁面にモネの「睡蓮」

 ‥柔らかい光の中に、青‥、碧‥、蒼‥、ほんとうに美しいっ!!


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そこまで美術に精通している訳じゃございませんが、

 これまで目にしたことのなかった色調の作品もあり、

  感極まるし、鳥肌もたちます


モネが残した「睡蓮」は全部で200点以上あると云われていますが、

 『オランジュリー美術館』収蔵分は、その中でも珠玉の作品群でしょう


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【付録】オランジュリー美術館チケット:7.5(2008年冬のこと)