建築のたびを写真とともに綴るmokonote/モコノート
パリで美術館巡りといえば、ルーブル美術館、オルセー美術館が挙げられますが、
こだわり派(‥へそ曲がり(^^ゞ)の私は、クロード・モネの「睡蓮」連作8作品を求め、
迷わず『オランジュリー美術館』へ!
■『Musée de l'Orangerie /オランジュリー美術館』
■フランス、パリ1区、セーヌ川沿いのパリど真ん中 ~メトロ・コンコルド駅が最寄駅~
モネは、「睡蓮」の展示空間とその鑑賞環境に条件を付け、
自ら美術館の設計に絡みました
【モネの遺言-1】
『装飾なき白い空間を通過し、展示室へ』
その言葉通り、ホワイエを経由し、二間続きの展示室へ導かれます
巨大な楕円プランを囲う緩やかなカーブの壁面に、
主役の「睡蓮」は高さ≒2m×幅≒6mの大壁画
圧巻です!
白の壁面にモネの「睡蓮」
‥柔らかい光の中に、青‥、碧‥、蒼‥、ほんとうに美しいっ!!
そこまで美術に精通している訳じゃございませんが、
これまで目にしたことのなかった色調の作品もあり、
感極まるし、鳥肌もたちます
モネが残した「睡蓮」は全部で200点以上あると云われていますが、
『オランジュリー美術館』収蔵分は、その中でも珠玉の作品群でしょう
【付録】オランジュリー美術館チケット:7.5€(2008年冬のこと)