建築のたび vol.13_1 旧白洲邸『武相荘』 | 建築のたびblog +.+mokonote+.+

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日本の第二次世界大戦参戦当初より、

  敗戦を見抜き、農業に従事した白洲次郎の住まい


2011.05.03
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■旧白洲邸『武相荘(ぶあいそう)

■設計:不詳

■日本、東京都町田市、東京郊外“武”蔵(むさし)と“相”模(さがみ)の境

           ~小田急小田原線鶴川駅より徒歩15分~


次郎がこの地にちなんで、

  また“無愛想”にひっかけて名付けた『武相荘』


“従順ならざる唯一の日本人”次郎と

  “韋駄天お正”正子が人生の大半を過ごしました


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【茅葺き屋根と棟瓦】

 造りは、伝統工法、茅葺き(かやぶき)屋根の農家型住宅です



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【妻面からみた棟】

 棟瓦は三段重ねかと思いきや、

   半円形に成形された茅を覆う様に、瓦が保護しています


 茅を通して、屋根裏の自然給換気が成立しているのですね

   うっすら見える文字は“寿”



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【けらばからみた軒天】

 小屋梁、母屋(もや)、垂木(たるき)など‥縄で緊結!