建築のたびを写真とともに綴るmokonote/モコノート
日本の第二次世界大戦参戦当初より、
敗戦を見抜き、農業に従事した白洲次郎の住まい
■旧白洲邸『武相荘(ぶあいそう)』
■設計:不詳
■日本、東京都町田市、東京郊外“武”蔵(むさし)と“相”模(さがみ)の境
~小田急小田原線鶴川駅より徒歩15分~
次郎がこの地にちなんで、
また“無愛想”にひっかけて名付けた『武相荘』
“従順ならざる唯一の日本人”次郎と
“韋駄天お正”正子が人生の大半を過ごしました
【茅葺き屋根と棟瓦】
造りは、伝統工法、茅葺き(かやぶき)屋根の農家型住宅です
【妻面からみた棟】
棟瓦は三段重ねかと思いきや、
半円形に成形された茅を覆う様に、瓦が保護しています
茅を通して、屋根裏の自然給換気が成立しているのですね
うっすら見える文字は“寿”
【けらばからみた軒天】
小屋梁、母屋(もや)、垂木(たるき)など‥縄で緊結!