日々のできごとを写真とともに綴るmokonote/モコノート
棟梁と大工さん、土壁職人を交えた《ミニセミナー》も催されました
古材丸太の自然の形(なり)ゆえ、
レベル調整に一番難儀されたそうです
しかし大工さんいわく、
「当時の“仕口(しぐち)”や“継ぎ手(つぎて)”をそのまま使うことが出来」、
「“雇いほぞ”をしたのは2か所だけ」とのこと
続いて棟梁いわく、
「(100年前の大工仕事が)教科書通りの丁寧な仕事だったけぇ、
解体から建て方までうまく運んだ」とのこと
先代が施した手刻み(てきざみ)技術の素晴しさを
語って聞かせてくれました
《土壁職人指導のもと下塗り体験》
コツは、鏝(こて)でしっかり押し込み上げながら塗ります
裏面はこんな感じ
“通し貫(とおしぬき)”の面(つら)に合わせ、はみ出た土をならします
ここから数日かけて乾燥させ、
剥離しない様に噛み合わせる要領で、
裏面からもしっかり塗り込みます