うちの子が大人になった時お仕事あるの? | モコのブログ

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保育園・託児所の運営をするモコが日々の子供達の様子、日々の生活の事を書いている雑感ブログです。

皆さんの子育てのお役に立てれば・・・と思い綴っています。





11月17日
『21世紀幼児教育カンファレンス』に参加させていただきました。

カンファレンス!?
なになに???
それって。

しかも東大で!!!!

モコさんはじめ田舎でのんびりゆったり保育している職員には、あまりに刺激的キラキラキラキラ


観光気分満載爆  笑

赤門や安田講堂、銀杏並木、ハリーポッターの世界に迷い込んだような歴史のある建物にいちいち感動しながら、カメラ撮る撮る


今日は観光ではありませんあせるあせる



【本題】


21世紀幼児教育カンファレンス = 21世紀に職につき稼げる大人になるには
ということでしょうか?
(この訳でさえ不安極まりないモコさんですが・・・)

現在保育園に通ってきている子ども達が大人になるころ、今あるお仕事は半分以上がなくなってしまう という怖ーいお話。

何故かって。。

AIに世の中のお仕事が乗っ取られてしまうからだそうなのです。

考えてみれば、そうよねビックリマーク

何もかもスマホでピピっと完結してしまう世の中に少しずつなってきている。

自動改札は既に当たり前。
電子マネーもすぐに普及し、皆が使うようになるでしょうね。
何年後かには、電化製品とスマホがつながって、冷蔵庫の中身の管理ができたり、
お掃除ロボットが泥棒の顔の写真をとって防犯会社とつながったり、、、
するかもだそうです。

そうなると今まで人間がやっていたお仕事はロボットに乗っ取られてしまうわけです。
人間が働くより安価で効率的にできてしまうわけで、人間は不要になってしまうはてなマーク
人口が減って人手不足はAIによって解消されますよね。

では、どんなお仕事だったら生き残れるのか。
21世紀を生きていく人間は考えていかなければなりません。

じゃ、それはプログラマーだよって!?
そうよね。
既にプログラムできる人間を育てようって、
数年後には小学校の授業に入ってくるでしょう。

今から大人が子どものために考えてあげなくてはならないのです!!

いえいえ違います

それを考えられる人間に育てなければならないのです。

でも、きっと予想もつかないようなお仕事がお仕事として成り立つ世の中になるはず。

私たち大人はそれを理解していなければなりません。

21世紀を生き抜くために乳幼児期の時代に必要な能力とは何か


ちなみに、乳幼児期にその能力たるものが身につくことで世の中に与える経済効果は高くなるそうですよ。

単純に考えれば・・・
大学受験のために高校3年生で焦って塾通いしてお金を費やすより、幼いころからコツコツ宿題をこなせる能力や豊かな発想ができる能力を身につけておく方がお金かからないわけですよ。
もっと言うなら、それは知識の詰め込みではなく、いかに楽しめるかだったり、いかに我慢できるかだったり、、、、そういう能力だそうですよ。
それは親や周りの大人をみて覚えていくのかもしれません。
しかも、それによって犯罪なんかも減っていくとのことで、そりゃ経済効果高いですよね。
(ここでいう経済効果とは、少ない出資で高い効果がえられることです)

でも、この能力は乳幼児期に、とても近い存在の人から教えられなければ育たないかもしれないという研究結果がでているそうです。



こんなことをお勉強に今回東大へ行ってきました。

きっともっと奥深い内容かもしれません。
でも、モコさんの頭ではここまでが精一杯。
悲しいかな。。。。
もっと勉強したくなったモコさんでした笑い泣き


帰りは、誰よりも早く出口を出て、走る走る滝汗
静岡に止まる新幹線ひかり号って少ないのよね笑い泣き






《今回お話された方をご紹介》

〇藤原和博さん
リクルートに入社後、奈良県の一条高校の校長先生になった面白い経歴の先生
「10年後、君には仕事はあるのか」の著者

〇中室牧子さん
慶応大学卒、日本銀行、世界銀行を経てコロンビア大学博士課程、現在慶応大学教授
「学力の経済学」の著者


お二人のお話は何度聞いても面白く興味深いと思っているモコさん。
YouTubeでも藤原先生のお話聞けますので、興味のある方はどうぞ。
そしてお二人の書籍も興味深い内容です。


でも、でも、どんな話も100%正解ではありません。
私たちは、教育学者や経済学者の立てた仮説や理論を、どのように受け止めるか、どのように保育や子育てに反映させていくかが大切なのだと思っています。