子どもは、色々は病気にかかります。
小さければ、小さいほど、免疫力がないために、頻繁にかかります。
「お熱がでました。38度です。」の保育士の電話の向こうで、
「また~。」とおっしゃる父兄は少なくありません。
私も、長女+長男、次女の双子の病気には、苦労しましたから、
「また~」も、よーくわかります。
そんな時、まずは、ゆっくり休養してもらいたいですね。
子どもですから、じっとはしていません。
でも、お家で過ごすのと、園ですごすのでは、
精神的にも体力的にもだいぶ違います。
そして、1~3日様子をみても、すっきりしなければ、病院で診察を受けていただくこと。
病院で受診したからといって、すぐに回復するわけではありませんが、
何が原因か、どんな病気かを知ることで、対処の方法が変わってくるからです。
急な熱だけではありません。
アレルギーに対しては、すぐに良くなることはないので、
凄く悪くならなければ、後回しにされがちですし、
極端な症状が出ない限りは、
「命にかかわるものではない」と軽視されがち・・。
園の給食には、「卵抜きで」とか「甲殻類抜きで」と申し出があるものの、
ご家庭では、食べさせていたりする家庭も多くあります。
何のための食事制限なのか、少し心配になります。
ある程度の年齢がくるまで、きっちりと除去食を守れば、改善されるケースの方が多いのに、
ダラダラ食べさせていて効果があるのかなあ?と思います。
「アレルギーがあるんです。とりあえず卵を抜いてください。」と言われても、
こちらでは、安易に給食の提供はできません。
今のところ、命に別状なく過ごしてこれただけかもしれないのですから。
しっかりとした検査結果をもとに、医師の判断で除去を進めていかなければならないと思っています。
どんな病気に子どもがかかっても、「痛い」「かゆい」「つらい」って言葉がうまく伝えられないし、
自分で対処できないのですから、いつも子どもの立場になって考えてあげてもらいたいと思います。
それが、「今のところ命に別状ない」としても・・・。