今のところ命の危険はありませんが・・・ | モコのブログ

モコのブログ

保育園・託児所の運営をするモコが日々の子供達の様子、日々の生活の事を書いている雑感ブログです。

皆さんの子育てのお役に立てれば・・・と思い綴っています。

子どもは、色々は病気にかかります。


小さければ、小さいほど、免疫力がないために、頻繁にかかります。


「お熱がでました。38度です。」の保育士の電話の向こうで、


「また~。」とおっしゃる父兄は少なくありません。


私も、長女+長男、次女の双子の病気には、苦労しましたから、


「また~」も、よーくわかります。



そんな時、まずは、ゆっくり休養してもらいたいですね。


子どもですから、じっとはしていません。


でも、お家で過ごすのと、園ですごすのでは、


精神的にも体力的にもだいぶ違います。


そして、1~3日様子をみても、すっきりしなければ、病院で診察を受けていただくこと。


病院で受診したからといって、すぐに回復するわけではありませんが、


何が原因か、どんな病気かを知ることで、対処の方法が変わってくるからです。




急な熱だけではありません。


アレルギーに対しては、すぐに良くなることはないので、


凄く悪くならなければ、後回しにされがちですし、


極端な症状が出ない限りは、


「命にかかわるものではない」と軽視されがち・・。


園の給食には、「卵抜きで」とか「甲殻類抜きで」と申し出があるものの、


ご家庭では、食べさせていたりする家庭も多くあります。


何のための食事制限なのか、少し心配になります。


ある程度の年齢がくるまで、きっちりと除去食を守れば、改善されるケースの方が多いのに、


ダラダラ食べさせていて効果があるのかなあ?と思います。


「アレルギーがあるんです。とりあえず卵を抜いてください。」と言われても、


こちらでは、安易に給食の提供はできません。


今のところ、命に別状なく過ごしてこれただけかもしれないのですから。


しっかりとした検査結果をもとに、医師の判断で除去を進めていかなければならないと思っています。




どんな病気に子どもがかかっても、「痛い」「かゆい」「つらい」って言葉がうまく伝えられないし、


自分で対処できないのですから、いつも子どもの立場になって考えてあげてもらいたいと思います。


それが、「今のところ命に別状ない」としても・・・。