晩婚化→少子化が社会問題になっていますが、、
モコでも、ここ2年あまりで、まさに!という家族構成が増えました。
第一子出産時のお母さんの年齢が、30代というのは、
結構な割合を占めてきました。
バリバリ働くお母さん達も増え、第2子は多分考えていないであろうと
思われるお母さんも多いように見受けられます。
そんなお母さん達、社会経験も豊富であり、精神的にも落ち着き、
心にもゆとりが生まれ、「さあ、子どもをつくろうかな」とやっと
そんな気になってからの出産。
若いお母さんは、子育てに奮闘し、
子どもと一緒にお母さんも成長していくというのが
一般的で、保育する側もその親子の成長を支援していく形が多かった
ように思えます。
しかし、晩婚化で30代を過ぎての子育ては、
ある程度の知識や経験、プライドを持ったお母さんが多く、
保育する側の関わり方も、20代で子育てしているお母さんとは
少し違うのかなって思っています。
どのように、対応していくか、本当に迷うところです。
「何にも分からないから助けて!」「教えて!」が多かった時代から、
「私はこうやってやって育てたい」という人が増えてきたように思います。
しかし、集団保育ということもあり、個の要望をこまかく聴いての対応は
なかなか難しいところです。
また、お母さんが「こう育てたい」と考えていても、その子どもには、全く
それが当てはまらなかったり・・・も多く、母の考えや気持ちと
子どもの成長や様子のギャップにも頭を抱えるところです。
また、そのギャップを、説明したり理解してもらうのに一苦労だったり・・・・
と、頭が痛くなることも多くなりました。
お母さんの豊富な知識や情報が、保育のプロからすると
「あ~もったいない。残念だなあ~」ということも多いのが事実です。