1歳のH君。
入所から4ヶ月。
すっかりモコの子どもになりました。
1日の流れも覚え、保育士の声かけで、
動くことができるようになりました。
朝、入室して室内遊びの次はおやつです。
でもその前に、おもちゃの片付け、トイレ、手洗いです。
保育士 「はーい。おやつにするよ!」
と声をかけると、
H君 「よし!」と言わんばかりにポンと手をたたき、
急いでトイレへ直行!!
おやつをいただく気満々
流れが分かっているからこそ、できる行動です。
でもね、、、、、、その前に、このおもちゃを片付けしなきゃだよね
つい、つい、先走ってしまったH君の気持ち、かわいかったです
でも、先を見越した行動がとれるH君は、大したものです。
日々の流れは遊びの中身や食事の内容こそ違いますが、
毎日同じです。
生活のリズムをつくるために、あえて同じです。
H君のように、小さくても、先を見越した行動がとれる子どもと、
大きくても、言われなければできない子どもがいます。
また、言われても、できない子どももいます。
サッと行動できるようになると、お母さんも楽ですよね。
いちいち指示を出したり、口うるさく言わなくても良いのですから。
次を予測できない子どもには、こんな声かけはどうでしょう。
「次は○○だよ。その前に何をやるんだったかな?」
考えさせることも大切です。
予測行動できない子どもは、まず、考えていませんから。
たとえば、帰宅中の車の中で、
母 「お家に帰ったら、まず何をする?」
子 「靴を脱ぐ」
母 「その次は?」
子 「手を洗う」
母 「その次は?」
子 「うがいする」
家に着いたら
母 「さあ、何するんだったっけ?」
と言うように、予測させ、言葉に出させ、行動させることを、
クイズ形式の遊びとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
きっと、子どもも、楽しんで自分から行動できると思いますよ。