乙女座の強い時期は、「からだの調整」みたいなテーマもあるのですが、そのせいなのでしょうか、ここ1ヶ月位、健康に対して、新しい分野への興味が開かれています。
一言でいえば、『分子栄養学』という分野なのですが、きっかけはある1冊の新書です。
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うつ・パニックは「鉄」不足が原因だった (光文社新書)
799円
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心の病と言われるものに対して、身体の栄養状態、代謝の仕組へのアプローチで改善していく、ということをテーマにした、ある精神科医の開業医のお医者様が書かれた書籍です。
鉄分不足に関する健康への影響には、私も妊娠出産を通して体験した(風邪ひきやすくなったり・眠れなくなったり・胃が弱くなったり)こともあり、前々から興味を持っていたのですが、
まさか精神疾患にも関わってるの?? ということでモリモリに興味が膨らみ、妊娠中にもかかわらず夜更かしして夢中で読んでしまいました(ああ、健康に悪い 笑)
ちなみに、以前に鉄不足とその影響について書いたブログはこちら↓↓
上記の本は、その開業医さんの、精神疾患を中心とした患者さんの臨床記録も記されていて、一般的な精神薬の投与と並行して、糖質制限、高タンパク食の指導と、ビタミン・ミネラルサプリを併用することで、病状が改善していく様子が見て取れます。
一般的に、脳の異常で、一生治らないとされている発達障害についての改善例もあり、ますます興味…。
身体の栄養状態がそういった情緒面に影響を及ぼすことについては、以前も別の書籍で情報に触れたことがあって、もともと興味を持っていたの。
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食べなきゃ、危険!―食卓はミネラル不足
4,979円
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この本は、中には?マークが付く、著者(※確かお医者さんではない)の素人的な主観的が入った怪しい箇所も結構あるんだけど、とりあえずこれを読んだ前後(他にもミネラルについては色々調べた)以来、調味料(特に塩)はミネラル分を重視したものをずっと使ってます。
ともかく、精神疾患だけにとどまらず、いわゆる現代病的なもの(花粉症、アトピー、その他のアレルギー、ある種の成人病)や原因不明と言われる病の大半は、こういう質的な栄養失調が原因なんじゃないのか、、、という提示が面白すぎて、
ここ1ヶ月くらい、Amazon Unlimitedサービス(月額1,000円くらいで指定の書籍が読み放題になる)を再開して、それ関連の書籍をめちゃめちゃ読み漁ってしまってですね^^;
それこそ、普段のライフワークになっている占星術・タロットばりに、夢中になって色々調べてしまいました(笑)あ~勉強楽しい。
特に精神疾患の方は、私の仕事にも関わってるし…。
ご相談で、たまに鬱、パニック、時には統合失調、摂食障害のお客様も見えるのですけど、カウンセリングだけでは完治は難しいなと感じることも多々あり…でも、どうにかなるのなら、どうにかしてあげたいなあと、日々思っているのです。
つくば地球ラジオでも、そういったことを話した回がありますので、よかったらご参照に。(→8/23分 分子栄養学の可能性)
なお上記の藤川先生がメソッドとして取りいれている『糖質制限』ですが、今までは、主にダイエットの話題で出てくる印象が強くて、全く興味なかったの。そこまで痩せたい気持ちはもうないし、ご飯好きだし。(笑)
でも、現代の日本の食生活は、ほっとくとかなりの割合、「糖質過多」になりやすく、それが全体の代謝システムのバランスを乱すという指摘、また、厚労省の推奨している栄養バランスや、ビタミン・ミネラル類の摂取量の設定などにも、問題があるんじゃないか?という問題提起にも俄然興味が出て。
人類のもともとの代謝回路を考察したり、妊娠糖尿病の方の糖質コントロールについても色々書かれた本も、すごく興味深かった。
(ちなみに私は、現行の食事で妊娠中の血糖管理は問題なし。家族回りでも、糖尿系の疾患の持ち主はあまり聞かないので、遺伝的にその部分は丈夫なのかなと思う)
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ケトン体が人類を救う 糖質制限でなぜ健康になるのか (光文社新書)
994円
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もともと生物系の話も嫌いじゃなく、ATP生成の仕組み(クエン酸回路など)とか、すごく面白いんだよなー。
(医学界とは異なる見解・立場のお医者様がたの本なので、賛否両論あることは、付記しておきます)
いま割りかし健康なんで、そこまで極端に食事を変えるつもりはないんだけど(ご飯や果物は普通に食べる!嗜好品チックな菓子パンとなんとなく買うスイーツはやめてみてる)
妊娠出産授乳でめっちゃ鉄分失う、というのはまさに今までで体感しているので、それをフォローするように栄養環境を整えていってみよう、と意気込んでいるところです。100歳まで健康に生きたいんだもん。
あとは実は、ふうちゃん(2人目)が軽く敏感肌で、1ヶ月~2ヶ月くらいに一度だけど、皮膚科でおくすりを貰っていて、それも気になってます。(弱めのステロイドとのことで、塗れば荒れが綺麗になる)
脱ステロイド!とか自然に治したい!っていうのはそこまで強く思わないんだけど、根本治療じゃないのはわかるので、なぜ?っていうのを考えて、できれば、薬が要らないようにしてあげたい…。(お肌以外は、めったに風邪も引かないし、健康だし、情緒面や発達面は問題ないんだけどね)
ちなみに糖質制限は、ダイエット目的とかで、全体を考えないでイキナリご飯ゼロ!とか極端なことをやると、また別の方向の質的栄養失調をきたし、体調をくすず人も多いようです。それで批判も多いみたい。(そして私のように、ご飯が大好きなひとがそういう記事をみて、ああ、やっぱ糖質制限ってダメなんだね、というイメージがつく、みたいな 笑)
なんのためのそれなのか?ということをじっくり吟味しながら、本質的なことを勉強し、極端なことはせずに、地道に健康管理に取り組んでいきたいです^_^
※健康について書くときはいつもそうですが、あくまで私の考え、体験から来ることを書いているまでなので、参考にするときは自己責任ってことでよろしくお願いします☆