さあ、一通りのことは準備できた
これで頑張っていこう!
と思う時
わたしには、必ず横やりが入る。
お前はまだまだだ。
全然できていない。
そんな体たらくで何を言っているんだ。
そんなお前が何ができると言うんだ
思い上がってるんじゃない。
0から出直してこい。
……そんな横やり。
それは、わたしの上の立場(にみえる)、積み重ねた経験が多い人からの忠告という形で、起こる。
そうやって自信をポキッと折られて、実際に反省して0から出直す……なんていうことが、振り返ると人生の節目に何度となくありました。
占星術でいうと土星の意識みたいな雰囲気です。力のないものを容赦なく切り落とす感じ。
それは悪いことだけじゃなくて、見直しとか精査とか、ともかくより良いものを作るための再構築であった面は大きいんだけど(※土星は古典占星術では凶星と言われますが、実際はそういう、ものを形にするためのゲートの役割をしています)
ともかく、わたしはその土星意識を、ひとに投影してそういう風に使う癖があるらしい。
そのおかげで色々踏み外さず(?)来られた面はあるんだけど、時に、「忠告されたから」とある意味その人のせいにして、やろうと思っていたプランを急いで引っ込めて、忠告されたひとに承認されるために、無難な道を歩む。
ということが多かったように思う。
わたしはそれを、適正に止めてくれる、導いてくれるひとに恵まれているんだと、思っていた。土星が自分で使えないから、ひとにその役割をやって頂いてるんだって、思っていた。
でもいつしか、この土星の使い方って、すごくイマイチなんじゃないかと、思っていた。
天体(意識)の使い方って、タロットカードと同じで、建設的に使うバージョンと、非建設的(※あえて破壊とは言わない)に使うバージョンがあって、それでいうと、私の使い方はたぶん後者。
土星を使うんなら、ポキっとやめるんじゃなくて、その忠告を踏み越えていくような、そういう使い方のほうがいいような、そんな気がしてきた。
先日、生徒さんからリクエストがあって、久々に10枚引き(ケルト十字)のスプレッドの講座を開いたのですが
教えているうちに自分も改めて面白くなってしまい(笑)さっそくこの「土星意識に向き合う」というテーマで久々に10枚、引いてみました。
ディスクのカードが出るわ出るわ。そして、イエソド(9)のカードが3枚。
詳しいリーディングは割愛しますが、左が精神的背景、右が環境に投影されたもの、そして具体アドバイスとなります。
たぶんね、わたし、成果を出す(出せない)のが怖いから、初めからやらないで済むように、自分でストップをかけるんだ。自分の程度を知るのが怖いから。
あの人のせいでわたしはやらなかったのよって言っておけば、マルクト(現実)にたどり着く前にやめてしまえば、私は永久に傷つかない。
でも、もう私はそうやって自分を守りたくはない。自分の程度を知って、自分を信じて、やるべきこと、現実を作っていきたい。
プランは出来てるから
人の忠告や指摘で、自分を隠すのではなくて、その土星意識をバネにしたい。
土星を怖れや自己否定として使うのではなく、人生を作る働きとして、建設的に活かしていきたい。
だって、私は本当は強いんだもの。太陽獅子座の、王者なんだもの。
……
セルフリーディングですが、自分のことを、そんな風に勇気づけることができました。
10枚もあると、カードを引くだけでも、結構ぞわぞわ来ますね
(エネルギーがね 笑)




ケルト十字(10枚引き)スプレッド講座
1Day、10:00〜15:00(休憩1h含む)
¥15,000
トートタロット基礎講座を終了された方を対象に、個別対応で開講します。
8月前半はスケジュールが一杯なので、8/22以降の開催になりますが、ご興味のある方はご連絡くださいませ
