今日は4日ぶりくらいに中央公園へ。季節が一気に変わっていた。初夏だ。
明日は二十四節気の穀雨。占星術だと、太陽が牡牛座♉️に移る日、という表現になる。
二十四節気は黄道(太陽の通り道)を24分割したもので、占星術は、同じ黄道を12のサインに分割する。あまり深く考えたことがなかったけれど、二十四節気って太陽暦なんですね…。
前から暦には興味があったけど、季節の移り変わりや自然界の変化に、年々敏感になる。子供の頃よりその辺にわくわくしている。
牡牛座の季節は、1年でいちばん好きかもしれない。だって綺麗なんだもん。それも、道端の雑草とかが。いのちが溢れている。



夜は、この間テレビでやっていたクレヨンしんちゃんの映画を、龍ちゃん希望でまたビデオ借りてきて観ることに。ユメミーワールド大突撃、去年のしんちゃん映画です。
集合無意識とインナーチャイルドの癒しが話の主軸で、時事ネタのギャグもたくさん入ってるし、何このクオリティ!! と驚愕するばかりです。脚本は劇団ひとりさんなんですね…。
悪夢の中で、
安心してくださーい、穿いてませんよ



と笑顔で迫ってくる とにかく明るい安村氏を、みさえが「パンツ穿け!」とぶん殴るのが可笑しくて可笑しくて、龍ちゃんと一緒に大爆笑





そんなギャグシーンもありつつ、ゲスト主人公の女の子の心の傷と、それゆえ作っていたペルソナが、すごく心に刺さる…。なんだか自分を重ねてみてしまい、すこし、癒された感じがしました。
ひとって、自分の中の受け入れ難い部分を、他人の中に見たときに、すごく許せない気持ちになるんだなーと、アニメながらしみじみ思いました。
他人を批判したくなるのは、そうやって自分の中の自分を批判してるから。
この映画がすごいのは、自分を苦しめていた悪夢を「退治」するんじゃなくて、自分を許すことで共存する道を選ぶところ。
これね、ディズニーとか外国のアニメ映画だったら、正義は勝つ方式で、悪夢をブチ倒して終わりだよ。
……と書いて、そういえばディズニー映画の中でも、インサイド・ヘッドは、意識の中のネガティブとの共存、闇のあたたかさについて描いていたなあと、思い出しました。こっちもまた観たくなるなあ。



アニメとかサブカル、ファンタジーが教えてくれることはすごく多いです。
クレヨンしんちゃんも、普段のアニメはしょーもないけど(面白いけどね)、映画はすごいと聞いていて、今回初めてそれを目の当たりにしたのでした。
ユメミーワールド、潜在意識に興味のある方は、ぜひ観てみてください。
では、わたくしも夢の世界に旅立ちます。もとい、寝ます。(笑)




