春分は、西洋占星術では、「太陽が牡羊座0度にくる日」、エネルギー的には「始まり」のタイミングです。宇宙元旦という表現がよくされています。
春分の瞬間のホロスコープを見ると、その後1年の傾向が見えると言われますが、今年と春分は、アセンダント(ASC)にちょうど天秤座木星が乗っかっているのですよね。
天秤座に木星が移って半年くらいですが、まだまだしばらく天秤座木星のが強調されるんだな〜と思います。
一言で言うと「対人関係において、ブレない自分になる」なんですが、最近のマイブームの言い方をすると、
「他人から自分に対して投影される像に振り回されない」のが、天秤座木星期の裏テーマなのかな、と感じています。
誰かが私のことを、「私さんはこういう人だから」と決めつけた物言いをしてきたり、「私さんが言ったことで傷ついた」などと言ってきたりしても、それは正確には真実じゃなくて、良くも悪しくもその人の妄想の範囲内です。
その人に都合のいい「わたし像」を勝手に作っていたり、その人の傷に合わせて、自傷行為的にこちらに当たりに来ている、というのが正確なところです。
だから、誤解されてるなー と感じていても、それはそれとして、許容したら良いと思います。相手の妄想(投影)先として使われることを許すというか放置するというか(笑)
その上で、自分は自分のやるべきこと(役割)をたんたんとやるの。
外界からの圧(投影による決めつけ、ジャッジ)が気になりやすい時期ではありますが、自分の本当の姿はそこにはない、ということを心に留めておけば、すこし楽かなーと思います。
ただ、攻撃的な波動を出すと、攻撃的な当たり屋を呼ぶので(笑)それはそれで面倒です。その辺は気をつけてもいいかもしれません

ともかく天秤座が強調される時というのは、他人を通して自分を知るのでしょう。
その知り方において、いかに自分を肯定するか、という試行錯誤の時期だと感じます。
そして天秤座の次に来るサイン、さそり座は、深く深くに入り込んでいき、変容を促す、そういう性質があります。
死と再生、腐敗と変容。対応しているタロットも劇的な絵柄ですが、実はそんな怖いものではないです。深掘りしたあとは、また打ち上がりますので 笑…(さそり座♏️のあとは射手座♐️です)
天秤座期に自分の足場を固めておくと、さそり座期の課題にもスムーズに入っていけるでしょう
