お話会のテーマを何にしよう、と思ってカードを引いたら、またこれ……(笑)
トートタロット
ディスク7 Failure 失敗
で、カードについてよっちゃんと2人で話していたら、ちょっと記しておきたいレベルの気づきがありました。
よっちゃんはタロットについてはかじり始めたぐらいのところですが、やっぱ対話するって大事で、1人で悶々考えていても整理がつかないところが、スルッと腑に落ちたりします。
↑これが人との対話、お話会の意義だよなあと思ったりしました。
さて本題に戻り……
このカードは、失敗そのものというよりは、失敗への恐怖心が現実や物事に制限を与える
といった意味で捉えている、と先日のエントリーで示しました。
育児について、まさにこれだ〜〜とピンときたんですよね…。
「これが正しい育児」
「これがあるべき育児」
みたいな像ってありませんか。
私はできるだけ、育児情報を仕入れないように、仕入れないように、と、ここまでやってきました。
例えば3ヶ月でこれして、6ヶ月であれして、1歳だとこれぐらいで、、、みたいな発達に関する情報ですね。
こういう平均情報は全部シャットアウトしてるんです。理由は情報入れるとそれに振り回される自分を知ってるから!(笑)
だから、自分の子供が平均と比べてどうだ、というのもよく知りません…。
例えば龍ちゃんは4歳すぎたこの間まで、夜だけだけどオムツ続行中で、きっと遅いのかもしんないけど、まあいいか どうせいつかは外れるだろうと思って放っておいたら、自分から「パンツはく」と言ってオムツを唐突に卒業しました。
これが、2歳でオムツはずさなきゃ!キー! みたいになっていたら、私の意識は、同じ現実を前にして「失敗」「失敗」失敗でいっぱいになっていたんじゃないかと思うの。
4歳で自然にオムツが外れるのがあるべき姿、という気はないです。きっと適切な指導をすれば、もっと早く外れるし、子供にとっても快適だし、それはすばらしいことなのでしょう。
でも、母が問題意識を持ちながら、苦しみながらだとしたら、なんかそれは違うと思うんです。
2歳でオムツを外すのは、すばらしい母親であることを証明するためなのか? 私が間違ってないことを証明するためなのか?
これ、オムツ以外のことにも適用できると思います。離乳食、発達、生活リズム。
育児情報を熱心に仕入れるひとのなかには、たぶん、「優秀でいるため」「怒られないように」やってるひとが沢山いると思うのよ。
学歴高いひとの方が育児に病む率高いと聞いたことがあるんだけど、きっと理由はそんなところだろう。(自分と違って、子供は基本コントロール不能、なかなか思い通りにはいかないですから)
枠がなければ、他との比較による不安や失敗というのは存在しなく、育児は大変とはいえ、ただ物理的(実務的)な大変さだけになる。
これはすごく重要な考え方だと思ってる。3歳だからこれぐらいできるとか、4歳だからこれぐらいできるとか、知らない方が絶対幸せだよなと思う。そして、自分自身の幼少の頃との比較も勿論無意味で…。
私も、オムツの点では自分Good Jobと思ってるんですけど、ふうちゃんの離乳食で少し悩み始めたり、龍ちゃんがスマホ大好きになっちゃって、最近見せすぎじゃね?とか悩んでたりして、人並みに悩んでいる。はあ(笑)
でも、上のような枠の話を概念を思い起こすと、全部自分が作った現実的な制限だなあ(正に、カードにある牡牛座・土星、的な)、誰にも怒られてないのに一人芝居してるよなあ、と思うの( ̄▽ ̄)
↑もちろん、こういうのに「こうあるべき論」をぶつけてくる人(※批判だけでなく、親切の皮被った人も含む)ってリアルにもネットにも実際いると思うんだけど、その人の意見を採用するかしないかは自分の裁量ですからね。
結局ひとの反応を気にしたり、平均に合わせたくなるのって、自分の不安や傷ゆえだと思います。
その不安や傷を持ってる自分を責めるのは、またまた最高の自己否定だと思うのでそれはぜひ止めたい、やめて頂きたいのです。
じゃあどうしたら…というと、ひとまず、自分の傷をえぐってくる情報はシャットアウトして、外側の基準を満たすためにガムシャラに頑張るのをやめることだと思います。
不安を覆い隠すためのアクション(平均値に合わせようとする、クリアしようともがくこと)をやめて、目の前の子をよく見る…。そして淡々と関わるのです。
自分の思考行動パターンを客観的に認識したら、それを責めるのではなくて、とりあえず、そのパターンを止めてみるのです。
(やめるのが怖くて、自分を責める方へ流れるっていう逃げ方があります。責めるほうが、苦しくても実は楽なんだけど、そこは頑張って逃げないで、思考と行動を変えてみて)
ちょっと寝るのが遅くなっても
ちょっとオムツが外れなくても
ちょっと何かがうまくいかなくても…
別に大丈夫ですからね。
子はその子のあるがままに、笑ったり、食べたり、おもらししたり、空気よめなかったり、興味のままにおもむいたり、ただ息をして生きてるに過ぎない。
子供には、「枠」はありません。
だからいつも幸せそうなんだよ。
そこに枠を見出すのが、こちらの不安や恐怖なんですよね。
私も、保持してる不安や恐怖の量は誰にも負けない(笑)でもそれを補完する(覆い隠す)行動はしないぞ。と決意。でもたまに不安に負けていじける。の繰り返しなのでした…

でも、せっかく子供たちがいちばん可愛い時期ですからね…枠からじゃなく、ほんとの姿を見続けたいです

…………
明日(もう今日)はほんとは午前中に育児のお話会をしたかったんですが…ちょっとお天気悪そうで、カフェ営業をふくめ、やるかどうか保留です。
またお知らせします。