これまたツイッターのログから……。
反響があったので、こちらにも残しておきたいなあと思いました。2週間くらい前のツイートです。
余計なことも書いていますが(笑)引き寄せの法則についての重要なポイントを書いたつもりですので、散文ですがぜひお読みください





ananって昔から、雑誌の半分はこういう広告だよなあ…。略奪愛かなえますとか、よくわかんない。占いでどうやって叶えるのか逆に聞いてみたい。

よく読んでたのは15年くらい前だけど、振り返ると、ananのターゲットって自分のこと嫌いな20~30代の女子、だったのではないかと思う。恋愛論とかも、そういうひと向けの謎の女子力アップ特集みたいな。

自分のこと嫌いなまま、自分を磨いて女子力アップとか目指すと、すごく変な雰囲気になるのですよ…。メイクは出来てもオーラはごまかせないからねえ。

ダイエットも女子力アップも、「自分はこのままではダメだから」という前提のもとにやると、いい結果生まないです。100歩譲ってそれでちょっと綺麗になっても、新たに自分のダメなところ探し出すからね。

それはなんでもそうかもしれないなあ。コーチングとか心理学とかも、「このままでは自分はダメだから」の前提で使い始めると、ひどく自分の精神をいたぶるんですよ…。真の病巣は、それらのメソッドで改善できるものではなくて、その前提だから。

で、なぜ引き寄せ本を買ったかというと、いろいろ個人的に(引き寄せの法則について)疑問が出ている案件があって、それについての一般見解はどうなってるんだろうということを調べたく。ムック本だけに、真新しい情報は特になかったかな。

引き寄せの法則の議論の肝になるのは、潜在意識のコントロール方法なんだけど、その考え方が、なんとなくやはり西洋由来だなあと感じるのですよね。
感謝すれば波動が上がる!とか、悪口言わない!とか。ネガティヴを力づくで封じる感じ。そんな簡単なもんじゃないよー。

悪口を言うと波動が下がって良くないことを引き寄せる、とか言われますが、悪口を言ってる行為自体が悪いのではなくて、それは結果で、悪口を言わざるを得ない、自分の中の消化できない気持ちがある。それが波動を作り出す大元です。

その消化できない気持ちをそのままにして、自己啓発とかを中途半端にかじって、「悪口を言ってはいけない、弱音を吐いてはいけない、すべてに感謝♡」みたいな「いいひと」を演じ始めると、余計におかしなことになるのよ。(実体験から 笑)

悪口を言わざるを得ない心の状態って、端的に言うと、防衛です。傷ついた、もしくは傷つくかもしれないという恐れから。ぶるぶる震えてる弱い自分がそこにいる。それを迎えに行って大丈夫だよと言ってあげる必要がある。
悪口言っちゃダメ、というのは、そんな自分に余計にムチ打つことです。

ホオポノポノにしてもタッピングにしても、ネガティヴな気持ちをクリーニングする、みたいな方法論に、よくない意味での西洋的なにおいを感じてしまう。ただ消せばいいの?というと、そうではないと思う。なんのためにそのネガティヴがあったか?というと、自分へのSOSなんだから。

私は、怖がりな弱い自分がすごく嫌いで、それはダメなことで、これを克服するのが魂の向上だ 的なストイックな観念をずっと持っていたんですけど(しかも自覚なしw)その前提でこれらのメソッドを取り入れてきたら、どんどん色んな流れが詰んだんですよねw 何がダメなのか全然わからなかった。

気づいたのは出産ですよ、しかも2回目w
私弱いままでも良かったんだあ、みっともなくても良かったんだあ、強くないと嫌われるって思い込んで、防衛のためにストイックな謎な志向、キャラを作り出してただけ! って気づいちゃった。「自己否定」っていう1人コントをしてただけ(笑)

ヒプノバーシングで産みたかったのは、わたし、こんなに慌てず騒がず綺麗に産めましたよって強がりたかっただけ。楓香チャンには完全に見破られて、泣きが入るまで出てきてくれなんだww

でも、人前でビエーーンほんとは痛いよ怖いよムリムリーー(T ^ T)と号泣&阿鼻叫喚の出産をさらしたおかげで、自分のそういう1人コントに気がつけたんだよ。(笑)

ホオポノポノもタッピングもヒプノバーシングも、痛みを消すという理念自体は全然悪いもんじゃなく、素晴らしいのだ。
ただ、痛みや恐れや悲しみって、時には人には必要なの。それこそが弱い自分を救ってくれる。それを忘れて、機械的でネガティヴだけを切り離すと、自分との統合が取れなくなる。

そのままのメンタルじゃダメ、もっと楽に生きなよ、もっと人に頼りなよ、そこでそんなに頑張らなくていいよ、と教えてくれるんです。痛みや恐れや悲しみが。

と、いうわけで、引き寄せの法則は、その人の精神構造によって、本当の望みをきちんと掘り下げてから使う必要があるよなあ、と思った次第です。
わたしみたいな抑圧系は、無闇にネガティヴを無理やりカットするテクニックは使わないほうがいいですよww

金が欲しいカバンが欲しい彼氏が欲しいとか、何願っても別にいいんだけど、なんでそれが欲しいのか?を考えると、不足感や不安からだったりする。
そうすると、それが実際に手に入っていてもいなくても、収穫されて感じるのは不足感や不安が主になる。
引き寄せの法則は本当によく出来てるよ。

人に助けを求められない、弱さを見せられない、っていうひとがそれを変えるのはとても勇気がいることだけど、そこはちょっと頑張れってことなんですよ。
変えることに伴う恐れは、無視しなきゃいけないネガティヴなやつです(笑)これを避けてると、何も変わりませんので。

私、自分のことコミュ障ってたまに自称してるけど、それ嘘。ほんとはひとにどう思われるか怖くてたまらないだけ。コミュ障って予め言っておけば、それ以上悪く思われないかも!っていう防衛なんですよね。
ということに気がついたんで、コミュ障はやめます。怖がりは一生なおりませんが(笑)



ツイートログはここまで。
anan なっつかしいな~。ほんと、恋愛特集とかS◯X特集とか割としょうもなかったなーと振り返ります。
自称恋愛マスターみたいな男が出てきて、男は全員、女性のこういう仕草に惹かれるんですみたいなことをしたり顔が語るイメージ(笑)
あれ真に受けて女子力アップ(当時はこの言葉じゃなく、自分磨きとか言ってたかな)に励んでも、彼氏なんか逆にできなそうだよね、と、当時の友達と話した記憶があります

まあそれはさておき、引き寄せの法則は、世で認識されているよりずっと奥が深いし、扱いが案外難しいのです。
私のしごと(ヒーラーのほう)は、ここの部分の研究、自己実践、そして臨床の繰り返しです。深遠なる学問と捉えています。タロットはこの学問のナビゲーターであり、永遠の友人となります。
おかげさまでここ10年程で、大外れと、おおまかな正解の道はだんだんわかってきましたが(笑)詳細の探求は一生続くでしょう。
人生をかけてやっていくものを見つけたのは、なんにしても幸いです

そんな私に興味を覚える方は、ぜひぜひもっくんカフェの店頭に会いに来てくださいね(笑)
ではではまた
