それが無事終わった後に、胃がぎゅぅーーーっと痛くなって、しばらくいじけてるみたいな姿勢で胃痛に耐えてました。
私は昔から胃腸が弱いのです……。
サークルの発表会の時は、例外なく直前にお腹を壊してたし、結婚式の時もウエディングドレスでお腹壊してたし(笑)
緊張するとダメなんだあ

あーーーなんでこんなにメンタルがモヤシなんだろう
と何度思っただろう。
そして、もっと強くならなきゃ、と。
お腹を壊す(もしくは胃痛)
そんな自分を責めてねぇ。
でも久々に胃痛を勃発して思った。
『私は緊張に弱いし胃腸が弱い。でも、このままでいいんじゃないかな』
って。
緊張だけでなく、いろんなものに弱いのだ。すぐ傷つくし誤解するし視野狭いし(笑)
頭で大丈夫とわかっていても、泣きたくなることはたくさんある。
でもそれでいいんじゃないかな。分からず屋で、しょっちゅう泣いていればいいんじゃないかな。お利口にならなくていいんじゃないかな。
精神がほそい素のわたし
そして、その精神がやられてることを如実に教えてくれるこの身体
からだはわたしを守ってくれている。
弱い私を、もう責めなくていいや。
Ⅵ THE LOVERS 恋人たち
これは、相手との結婚・恋愛だけじゃなく自分の中でのバランスをも表すカード。
私の中の男(あたまで考える自分)が、私の中の女(素の自分)を守る。
男性性と女性性の円満な結婚。

私がこういう性質なもので、カウンセリングには、やはり同じようなタイプの方が沢山来ます。(鏡の法則です 笑)
『もっと強くならなきゃいけないんです、私』
『もっとちゃんとしないといけないんです、私』
とかって
超~自分をいじめてるの。私みたいにね

あのね、強くなるなんて、無理だぜ!
アンタは、弱いんだぜ!www
そんな素の自分を否定して、これはホントの私じゃありません、ホントはもっと強いはずなんです、もっとちゃんとしているはずなんです、って
自分をいじめてる
だから今、辛いんだよ。
そういうことすると、私は弱いんだって思わせる出来事を、余計に作り出すんですよね。わかるまでね。
弱いから辛いのではなく
そんな自分を認めないから、辛いのです。
そういうときは




……
などなど、素の自分と、信頼してこなかった他人に心をひらくことが鍵になります。

自分のことを話してたのに
いつの間にか話がずれちゃったね(笑)
とりあえず私の胃痛は、そんなことを考えたらスッと治まりました。
ちなみにメンタルは弱いけど、あんがい本番には強いところもある私。
大学の体育の授業で、「野外運動」っていう謎の単位を取ったことがあって、
その授業の最後の課題が、ロープとザイルで3階建ての建物の側面を降りるというもので(※命綱つき)
いやいやいや冗談じゃない、なぜ単位ごときのためにそんな怖い思いしなきゃならんのだ。(←高所恐怖症)
と思ったけど、これ終えないと単位くれないというから仕方ない……
半分泣きながら降りましたよ。
『ぎゃああああああ 怖い怖い怖い怖いーーー

』



と騒ぎながら3階から1階まで。永遠のように長く感じたけど
降りてみたら当時の彼氏に
「アンタがいちばん速かったよ」
と呆れられました。(笑)
今思うと、そんな授業、別に逃亡して単位落とせばよかったジャンとも思うけど…
出産みたいなもんですね

妊娠しちゃったら産むしかない。
会社辞めちゃったら、自分で稼いで生きていくしかない。
勇気があるかないかじゃなく
強いかどうかじゃなく
やるかやらないかなのね。
弱いことは、物事ができない理由にならない。
そのままでも、弱くても生きていける。
それに気づいた人は、実は誰よりも強くなれる。弱いから強くなれる。
だから、もう自分を責めないで。
おしまい
