そうだなあ と思ったことを。
最近、スーパーや生協でも、
出来合いの商品のラインナップが
すごく増えてきてるな~と感じます。
用意してあるセットの材料(カット野菜と肉とか)を、
フライパンで炒めて、付属のタレを
絡ませれば完成! みたいなやつ。
私もよく使っていて、便利だなーと
思っていました。忙しいし。
でも最近気づいたことは…
そういう出来合いって、
表面的にはおいしくても
なんだか物足りないんです。
なんか物足りなくて、もう一品足しちゃう…。
色々作るのは大変だから、
もう一品も、なんか出来合いのやつ。とか。
お腹はいっぱいになるけど、
やっぱりなんか物足りない……
で、食後に何か食べてみたり(笑)
何が「ものたりない」のかなあと思ったら
それって『手間ひまかける』とか
『自分(と家族)へのごほうび』みたいな
エネルギーなんじゃないか、って
ストーンと落ちてきたんです。
茶葉料理にハマってからは
料理が一品一品、おいしくて
そして、なんだか少量で
満足するようになりました。
メイン1プレートで超ごちそう。
いい調味料を使っているおかげもあり
シンプルな味付けで、十分。
旨味調味料は不要です。
そして、茶葉の不思議な力もあり
手間ひまかかってるのに
結果的に時短になります(笑)
難しくないんです。
この感覚は初めてではなく
例えば、自分で野菜作ってた頃は
難しい料理がいらなかった。
ズッキーニなんか、採りたてを焼いて
塩コショウか、醤油かけるだけで、
十分ごちそう

難しくないし、調理は一瞬!

素材がうまいから
調味料がうまいから
自分の仕事は少ない(笑)
ありがとう!!君たちすごいよ!!って
それらに乗っかるだけ、です

与えられたものへの感謝
それを扱えることの喜び
手間ひまとは時間だけが本質ではないと、思います。
もちろん、時間のあるときは、
時間のかかる料理も作りたい、たまには。
でもたとえば仕事があれば、毎日、
数時間かかるものは作れない。
専業主婦だってね、やることいっぱいあるから
毎日は難しいと思う。
小さい子供がいたら、言わずもがな。
その時に、限られた時間で、何をするか。
自分にとっての特別感を
どこで作り出すか、ということです。
それが、採れたての野菜を食べることだったり
たまに、ブランドお肉をいただくことだったり
調味料をこだわることだったり
私だったら、茶葉のミラクル作用を楽しむことだったり(笑)
それらは、出来合いのものでは出てこない
ワクワク感を、食事に与えてくれます。
コスパは高くないよ。
だって、他の余計なものを買わなくていいし
それに茨城なら、新鮮野菜は驚くほど安い
(特にここの有り難さ、茨城出身のひとは自覚が少ないww)
いい調味料も、安い量販品に慣れてると
買う時は一瞬ググッとくるけど、
冷静に考えると、日々そんなに使わないからね。
それで生活の質があがったら
プライスレスなものと、プライスあるものも
きっとついてきちゃう

みんながいそがしい時代
その中でも出来る『手間ひま』
それって時間だけじゃない。
むしろ、手間ひまかけたら、
結果的に、あら時短!?
っていうパラドックスも生じるんじゃないかな
そういうお話でした

最近売ってるビオソルトも、
そんな思いを込めて、置いています
