消費者意識を増大させて、クレーマーが増えている
という話は、いろんな分野で聞く。
ネットにも、人や会社やサービスや国・・・
様々なものを批判することばが
あふれている。
人に文句を言いたくなる時・・・
何かにクレームを付けたくなる時・・・
それはどんな時かというと
「期待が外れた」ときなのかな、と思う。
○○の立場だったら、もっと
こうしてくれてもいいだろう。
○○なのに、△△しないなんてありえない。
○○は、何を当てはめてもいい。
職業の名前、資格の名前、組織の名前
母親とか父親とか子どもとか
プロフィールの名前・・・。
『行政は、もっと市民を優遇するべきだ』
『母親が子供のことを最優先にしないなんてありえない。』
『先生が部活の顧問よりプライベートを優先するなんてありえない。』
とか・・・。
正しいか・間違っているかはとりあえず置いといて
(そもそも、どんな観念・信念も、大きな目で見れば
個人の思い込みなので、正誤はない)
今の時代は、昔より、人々の、
いろんなものに対する期待が、大きいのだと思う。
そして、その割に、サービスの存在に対する感謝が薄い・・・。
「ありがとう」「有難う」「おかげさま」「お互い様」が
もっともっとあってもいいよなあ・・・
と感じます。
ひとはみんなただのひと。
資格持ってても、何か学校を出てても、
お店を開いていても、有名でも、芸能人でも、政治家でも、
どんな強大な組織を築いていても
誰だって本来は同じ
そこにいるのは、みな自分と同じ、ただの人。
組織だって、部分部分でばらせば
そこにいるのは、みな自分と同じ、ただの人。
自分と違う世界の人間でもないし
完全な存在でもない。
○○だから、△△できるはず
と言わず、自分と関わってくれるご縁に感謝しよう。
いい意味で、他人に期待するのをやめたら、
他人に対する不満は、発生しなくなる。
偉そうなこと言ってるけど、
私も元来、不満が多いタイプだったりします。(爆)
でも、あんまり精神衛生上良くないので
すっごくやめたい

という思いで、年々ましになっている途中です。(笑)
龍ちゃんを育てているのはすごく勉強になってて
「子供に期待しない」と楽なんです。
といっても、見捨ててるとか、見下げてるわけじゃないですよ。
ただ、「いまこうして欲しいのに!

期待・不満を持たないと、すっごく楽だなあ・・・
と思って。
となると、すべての人にこれを適用できるのでは、
とピンときた

できてる人には、当たり前の感覚かもしれないけど・・・。
期待をするというのは、
人からエネルギーをもらう行為なのかもしれなくて
過大に期待するひとというのは
自分の中にエネルギーが足りていない。
自分への愛が足りなくて、乾いているのかも。
で、クレーマーが多い世の中っていうのは
乾いている人が多いんだろうな。
いろんな理由で。
人のアラを探したり、あげつらっていると
どんどんどんどん、乾いていく。
喉が乾いている時に海水を飲むようなもの。
本当に乾きを癒してくれる真水は、
自分を満たすこと。自分を愛すること。
・・・・・・書いていたら
こんな考えが降りてきた。
ご参考に


どなたさまも、心から、ご自愛ください

