九曜社プロデュース公演
地元東大阪市布施の「布施PEベース」での
『そして私は幸せになる』

This is the story of how I faced all sorts of difficulties and finally achieved the greatest happiness.
The Love Story
これは、私が様々な困難を乗り越え、ついに最高の幸せを掴んだ物語です。
ラブストーリー
出版社に勤める女性の恋の話です。
仕事は出来、将来は編集長までと言われている彼女。
しかし、恋愛に関しては
相手に対しては拘束的で、しかも想像力(妄想力)が強く、
さらに想像しては落ち込んだり・・・、彼に近づく全ての女性には敵視と
そんな2人の恋愛は実り、無事に結婚というカタチになるのだろうか?
というようなお話しです。
始まってしばらくの間
正直、何やこれは?って感じでした。
九曜社さんの舞台、かなりの数を観てきましたが、
あまりホッコリするとか胸が熱くなるような恋愛の話しの記憶がないんです。
で、「私は幸せになる」って恋愛話なのに、どんだけ恋愛の話を書くのが苦手やねん!って思わせる様な展開でした。
が、中盤の話しの流れから
最後の10分での全ての疑問の回収とあっと驚く様な大どんでん返しのエンディングとなっていて面白かったです。
主人公の喜多彩葉さん、
最初から最後まで出ずっぱりで、もちろん台詞の量は凄い。
さらにコメディ的な演出の場面も結構あったので大変だったと感心させられます。
演技の出来る女の部分、女性としての部分、コメディの部分、役者として凄さを感じる彼女ですが
舞台後の挨拶での天然さん?とのギャップも魅力的でした。
編集長役の高瀬川すてらさんは、とても自然でしかも存在感もあり気になりました。
新人社員役古場町茉美さん、昭和世代から見たら今時の女子そのモノで絶対嫌な感じのコの役なんですが、
見事でした。
彼、白石朔太郎
若すぎるww