5月は5冊読みました。
大好きな内藤了氏のシリーズ物と
千早茜さんの癖になる本
そして初めての多重推理もの
一番印象深かったのが千早さんの
透明な夜の香りです。
香りや色って、記憶に残りやすいから
久しぶりに静かに浸りました(^◇^;)
どうやら初めての続編があるってことで
読んでます♪
5月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1431
ナイス数:72神薙虚無最後の事件の感想
初めましての作家さん。 過去におきた未解決事件を、大学の名探偵倶楽部の メンバーが解き明かす多重推理ミステリー。 謎を残したまま終わった「神薙虚無最後の事件」は 実際に起こった事件だった! 著者の娘の懇願により、大学の名探偵倶楽部員が 推理を披露するも、唯自身も真相に行きついている。 歪んだ娘の気持ちに希望が持てるように導けるのか? そう来たかぁ~という結果が待っていて、 ミステリ慣れしてる人はすぐにわかったのかなぁ~ でも楽しかったです。
読了日:05月29日 著者:紺野 天龍透明な夜の香りの感想
独特の感性と表現が癖になる作家さん。 洋館で家事手伝いのバイトをする事になった一香。 雇い主はニオイに敏感過ぎる調香師:小川朔。 一香は声を色で感じ、朔には香りが見える。 声も香りも、見えないのに表情が伝わる。 感情が濃縮されている。 静かなのに色々なイメージが湧き上がる。 朔の特殊な仕事を取って来る新城。 朔と一香の適切な距離感。 色々な事情に真摯に向き合い、限りなく正解に近く、 思いやりに溢れ、静かに怒り、傷付き、心揺れる。 やはり、この人の物語はとても好きだ。 続編「赤い月の香り」を読みます
読了日:05月19日 著者:千早 茜ハニー・ハンター 憑依作家 雨宮縁(祥伝社文庫な25-3)の感想
憑依作家 雨宮縁シリーズ 第3弾。 初っ端の庵堂の回想に結構な衝撃を受けました。 雨宮と庵堂が組むことになるシーンでもある。 本作では、雨宮と庵堂だけでなく、黒幕にも焦点を あてたストーリー展開となっている。 編集者の真壁は縁の指示により隔離病棟の女性に インタビューを試みる。 そこは死んだ者の気配でなく、 生きていない者の気配に満ちていた このシリーズ本の出版企画が本編に登場するので、 物語なのにリアルに錯覚しそうになります。 さぁ、次はどう動く?楽しみです!
読了日:05月16日 著者:内藤 了ネスト・ハンター 憑依作家 雨宮縁 (祥伝社文庫)の感想
憑依作家 雨宮縁シリーズ 第2弾 このシリーズは、ちょっと嫌かも?と思っていたのですが 前作のスマイル・ハンター(微笑みを狩るもの)は序章だった! 今回登場するネスト・ハンター(巣を狩るもの)から、 その背後に共通して存在する者の関与が明かされる。 そしてそれらハンターを狩るハンターが始動する。 あ!動き出した! 急にドキドキしてきました。 竹田刑事! 出ましたねぇ~ 堀北恵平シリーズで新人の平野刑事と組んでいた刑事です。 恵平の事も認めてくれた怖いけど頼りになる人ですよね。 続きが気になります!
読了日:05月11日 著者:内藤了禍事 警視庁異能処理班ミカヅチ (講談社タイガ)の感想
警視庁異能処理班ミカヅチ シリーズ第3弾。 メインキャラの安田怜は、ミカヅチ班の新人。 ボスは幽霊、班長は陰陽師、同僚は広目天と虫遣い、 そして連絡係は悪魔憑き・・・(゚∇゚ ;)エッ!? 地霊が動いて日本列島に異変が飛び交う 異能処理班の面々の生い立ちが、少しずつ 語られて、興味深かった。 急にミカヅチ班にも変化が見えてきた。 それは、怜がミカヅチ班に入ったからなのかも。 今後の動きがすごく楽しみになりました。 今回は蘊蓄の宝庫的な内容で、楽しかったぁ~
読了日:05月02日 著者:内藤 了
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