3月に読んだ本 まとめ | mokkoの現実逃避ブログ

mokkoの現実逃避ブログ

現実から目を背けて堂々と楽しむ自己満足ブログ

3月は6冊読みました。
好きなシリーズの続きである准教授・高槻彰良の推察と
内藤了氏の新シリーズ。
そして新しく手を出した後宮の検屍女官シリーズ。
3月も全て当たりでしたぁ~
いつもこんな感じで充実した読書生活を送りたいですね。

さて、新年度スタートでバタバタです。
気温の乱高下が恐ろしい今日この頃
体調には気を付けてお過ごしくださいね♪

3月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:1696
ナイス数:73

後宮の検屍女官4 (角川文庫)後宮の検屍女官4 (角川文庫)感想
驚愕の第4巻! 読みやすいシリーズなので、4巻まとめての購入しましょ (4巻で1章完結です) 予告の通り、冒頭から延明は2度目の冤罪で投獄です。 何でこんなことになったぁ~??って感じで始まる今作。 誰が黒幕なのかわからないのに状況は二転三転と転がって、こっちが七転八倒状態。 罠の張り巡らせ方が巧妙で、組み立て方もうまい。 多くの宦官や太医、間諜が動いて、伏線を見極めながら、 ミスリードにはまる_| ̄|○ 全てがわかった時は、驚愕して、絶句しました。 久しぶりに夢中になりました。2章は5月発売です。
読了日:03月31日 著者:小野はるか
後宮の検屍女官3 (角川文庫)後宮の検屍女官3 (角川文庫)感想
シリーズ第3弾。 「親心」「蝶々」「偽り」の3篇。 後宮という煌びやかに見えて、超閉鎖空間では 女官から婢女(ハシタメ)まで噂と嫉妬と見栄でドロドロ。 それには黒幕がいるはず!と臭わせる描き方がドキドキ。 延明は検屍の状況を記録し続け、それを書物にまとめ、 国中に広めることで冤罪を無くしたいのだと言う。 また、女であることに無力さを感じていた桃花に、 あなたは立派な後宮の検屍女官だと告げる延命。 二人が前に進もうと決意をしたと思っていたのに あの最後のページは何?恐ろしい予告です。
読了日:03月27日 著者:小野はるか
後宮の検屍女官2 (角川文庫)後宮の検屍女官2 (角川文庫)感想
シリーズ第2弾。 「掻き傷」「玉堂」「愛のため」の3篇。 前作で暴室送りとなった友人の為に、妃嬪の再検屍を条件に友人を暴室から出すことを延命に了解させた。 延命は、後宮内の掖廷令に任じられるが、その直後廷獄で火災が発生し、延焼した玉堂で妃嬪と宦官の遺体が発見され、無理心中とされたが・・・? 祖父から学んだ検屍「無冤術」によって 謎を解決していく検屍ミステリともいえます。 時代背景や当時の風習や制度、検屍の作法等、後宮や 宦官の残酷な面や心情描写が丁寧に描かれていて その情報量が凄くて重いです。
読了日:03月23日 著者:小野はるか
後宮の検屍女官 (角川文庫)後宮の検屍女官 (角川文庫)感想
シリーズ第1弾。 「死王」「冤罪のなる木」「猫の声」「罪」の4編。 検屍に意欲を見せる女官と冤罪により宦官となった官吏の 中華宮廷ミステリー? 「薬屋のひとりごと」とは別物なのでご安心を。 ※グロ描写あるので注意。 桃花は、皇帝の寵妃である梅婕妤から皇帝の目につかないように隠され、飼殺す目的で働かせている侍女である。 一方、官吏の延命が本物の宦官で、その扱いの酷さが 陰湿に屈辱に満ち満ちて描かれてます。 検屍術の蘊蓄や、昔ならではの手法なんかも紹介され 口説くない蘊蓄好きには、たまらないと思います。
読了日:03月16日 著者:小野はるか
FIND 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花 (角川ホラー文庫)FIND 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花 (角川ホラー文庫)感想
全てを失った女性刑事が奮闘する新シリーズ第1弾。 「東京駅おもてうら交番 堀北恵平」のあとがきで 各地へ飛んで幅広い事件を解決する人の話を書くと 紹介されていた新シリーズ。 県警捜査一課の刑事で、班長で、家庭もあり子供もいる。 しかし、色々と頑張り過ぎた結果、居場所を失った。 堀北恵平とのギャップがあり過ぎて戸惑いましたけど、 新設された組織は今までと捜査方法が違う上に、 問題のある人達の寄せ集めで、その隠された個々の 「素」が見えた時は、ちょっと感動。 おかげで、シリーズへの楽しみが出来ました。
読了日:03月13日 著者:内藤 了
准教授・高槻彰良の推察8 呪いの向こう側 (角川文庫)准教授・高槻彰良の推察8 呪いの向こう側 (角川文庫)感想
シリーズ第7弾 「押し入れに棲むモノ」「四人ミサキ」「雪の女」の 3篇を収録。 帰省した尚哉に、両親が歩み寄ろうとしてるのが 見えたので、ちょっと安心しました。 「もう1人の高槻」は、頻繁にスムーズに出入りして 尚哉を助けたり、人の体がわかっていないようで 危うく高槻を殺してしまいそうになったりと ある意味危険です。 本物が普通に出てくるようにもなってるし・・・ この先、どうなるんだ??
読了日:03月07日 著者:澤村 御影

読書メーター