10月 読んだ本 まとめ | mokkoの現実逃避ブログ

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10月は3冊読みました。祭りの始まりです。
メフィスト賞受賞作ということで、
これは個人的に当たり外れがある(^◇^;)
しかし!これは大当たり!既に今年の上位確定です。

2021年10月の読書メーター

読んだ本の数:3冊 
読んだページ数:1216ページ 
ナイス数:59ナイス

図書館の魔女(第一巻)/高田 大介
初めましての作家さん。
魔女と言っても、魔法ファンタジーではないです。
頭脳を駆使した推理と深い洞察力で導き出される予見が
まるで魔法のように見えるってことからでしょう。
図書館から始まる言葉と、国盗りというより、
戦いを避けて国を守る物語ですかね?
図書館の魔女マツリカと司書のキリンとハルカゼと
鍛冶の里で生まれ育った少年・キリヒト。
蘊蓄とワクワクと緊張と発見が次々と押し寄せるので
飽きる暇がない(^◇^;)
本を愛し、言葉の力を信じるすべての人に!っていう 紹介が、
正に!って感じです。

図書館の魔女(第二巻)/高田 大介
第二巻。
キリヒトが気付いて、マツリカが発見し、確信した、
地下にある忘れ去られた設備。
側近であるハルカゼとキリンにも秘密とされた理由。
暗闇の中、予測に基づいた探索と新たな発見と考察。
それにより先人達の知恵と知識と謎に触れる。
探検の後、秘密の市中の散策と約束。
そして知ることになるキリヒトの本当の使命。
キリヒトの悲し気な笑顔が切ない(T□T)
マツリカ達は政治的にどう動く!
図書館の魔女(第三巻)/高田 大介

第三巻
前作でマツリカの護衛をしていた衛兵達は、
図書館付きとなり、彼等から出てきた禁書、門外不出、
魔導書と呼ばれる書物をブッタ切るマツリカがステキ。
目からウロコで楽しかったぁ~。

ミツクビの凶手は、やはり来た!予想外の刺客!
動揺するマツリカと、更に緊張を強めるキリヒト。
前巻の最後のシーンを思いだして切なくなりました。

そして乗り込んだニザマ。
もっと緊迫するかと思いきや、マツリカの減らず口と
論破するニザマ帝。
言葉を理解する者同士の受発信が揃って初めて、
会話になると思い知らされたわぁ

次巻は、いよいよ刺客:双子座(ミトゥナ)との対決。