4月は3冊しか読めませんでしたぁ~
なんだろう・・・お休みのせいですかね(^◇^;)
そして、3冊とも当たりでした♪
4月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:910
ナイス数:26沈黙博物館 (ちくま文庫)の感想
博物館技師として長閑な村を訪れた僕。
荷物は兄から譲り受けたお古の顕微鏡と
何度も読み返しているアンネの日記。
依頼主である老婆の面接を受けるのだが
そこは、形見の品々を展示する博物館だった・・・
後半に入ってから、物語の様相が変化してくる。
そういえば・・・
という空気は最初の頃から感じていた。
雰囲気に馴染んでスルーしておりました。
色んなところに違和感という形で存在してました。
最初の段階で僕が語っている博物館技師の仕事。
なるほど・・・沈黙を守る博物館・・・
読了日:04月23日 著者:小川洋子しずく (光文社文庫)の感想
女性目線の6つの物語。
短編集で読みやすい上に、モヤモヤが
ストンと胸の底まで落ちきるような感じがいい。
表題作の「しずく」が、ネコ目線とはいえ
心臓鷲掴みで、泣けてきます。
ネコ好きさんにはたまらないお話かもしれないです。
読了日:04月10日 著者:西 加奈子リドル・ロマンス 迷宮浪漫 (集英社文庫)の感想
8編の短編集。共通しているのは、依頼者達が気付くと彼のオフィスにいるという設定。
訪れた人の悩みや願いをさらけ出させて真実を見せる。
ミステリかと思ったら、ファンタジーっぽくもあり
哲学のような、禅問答のようでもあって、不思議な読み味。
表紙絵がタロット仕様になっていて、ハーレクインの絵に添えられている花がストレリチア(極楽鳥花)
真っ先に連想したのは、薬屋探偵シリーズの座木!
イギリス出身で、老若男女問わず甘い言葉を掛けまくる妖精。
読んでいる時、脳内ハーレクインは座木に変換されてました。
読了日:04月07日 著者:西澤 保彦
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