1月読書のまとめ | mokkoの現実逃避ブログ

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1月は5冊読みました。
基本、電車の中や病院の待ち時間に読書するので
休日が長いと本も読まないんです(^◇^;)

さて、その5冊の中で特に印象に残ったのが
やはり大好きなシリーズ第6弾
「堕天使堂 よろず建物因縁帳」です。
職人系の話は大好きで、ホラーでありながら
曳家を生業とする仙龍と別会社の営業が
怪現象の原因と解決法を探るお話。
縁と因の話やら色んな蘊蓄が勉強になります。
今回は海外の悪魔の話。
映画のワンシーンのような描写にビビりまくりでした。

もう1つは、宝石商リチャードの謎鑑定の著者の
別作品でマグナ・キヴィタス 人形博士と機械少年
これもSFファンタジーになるのかな?
王道といえば王道なんだけど、久しぶりに
心臓バクバクしました。

もう1つのシリーズもので「死神憑きの浮世堂 迷宮の戻り人」も
前作が背景説明に多くを費やしたために、物凄く
精神的削られたんだけど、今回はやっと人形修理師という
仕事ぶりが見られて大満足です。
これもホラーなんですが、これは切り口が別で
これはこれで面白かったです。
続きがでたら追うでしょう。

他はまぁ~そこそこってことで(^◇^;)
2月も楽しい読書ができますように( ̄人 ̄)

1月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1480
ナイス数:42

ミネルヴァと智慧の樹―始原(ウロボロス) (電撃文庫)ミネルヴァと智慧の樹―始原(ウロボロス) (電撃文庫)感想
初めましての作家さん。
省エネ設定のイマドキの大学生がバイトを始めたら、
いきなりお前はミネルバの梟と言われて、
無駄な抵抗をするけれど、どんどん巻き込まれて
ウロボロスが史実の改変を画策してるのを
阻止する為にぶっつけ本番のあり得ない作戦を決行する!
そういう恐ろしい計画をファウストに重ねて?語っていて
それを阻止するSFなお話しです。
表紙を捲って扉絵?を見た瞬間、新井素子さんの
グリーンレクイエムを連想してしまいました。
読了日:01月31日 著者:浅生 楽
堕天使堂 よろず建物因縁帳 (講談社タイガ)堕天使堂 よろず建物因縁帳 (講談社タイガ)感想
シリーズ第6弾。
プロローグが怖すぎる!今回は異国の怪異!
明治時代建造の教会で、文化財的価値があり、
パグ男の新事務所の予定で、筋金入りの事故物件!
映画でも見ているようなシーンの連続でテンポがいい。
パグ男にはギャフンと言わせ、お金のやり繰りまで
見事にやってのけた。いやぁ~スッキリしたぁ。
驚いたのは、仙龍達を救った意外な現象。
さすがに鳥肌立ちました。感動で!

シリーズ第7弾は初夏発売予定!
物語は、核心へ。
「怨毒草紙」楽しみですo(@^◇^@)oワクワク
読了日:01月22日 著者:内藤 了
死神憑きの浮世堂 迷宮の戻り人 (2) (小学館文庫キャラブン!)死神憑きの浮世堂 迷宮の戻り人 (2) (小学館文庫キャラブン!)感想
シリーズ2作目

やはり1作目は背景の説明にまるまる使われた感じですね。
あれは重い上に、怒りと虚しさが激し過ぎて辛かったです。
本作では、やっとまともな仕事が見られます。
もちろんシリーズですから、骸屋や死神、忘れ得ぬものが
潜んでいる。

愚浄の紹介で、伊武冬馬の依頼を受けることになる利市。
死神も忘れ得ぬ者も、勝手に生き返らせられた者も
そして、偶然立ち会ってしまった人間の思いの強さも
それぞれの心の繊細な部分をうまく描いてくれていて
骸屋には未だに納得がいかないけれど、楽しめました。
読了日:01月16日 著者:中村 ふみ
マグナ・キヴィタス 人形博士と機械少年 (集英社オレンジ文庫)マグナ・キヴィタス 人形博士と機械少年 (集英社オレンジ文庫)感想
未来の人口都市・・・
読み始めのあたりでは、長野まゆみさんの
テレビジョン・シティを連想してしまいました。
読後数日間、切なさを引きずった作品だったので、
裏表紙に書かれた「せめて血の色くらいは赤がよかったな」
というセリフで嫌な予感が。
ハイスペック幼児で天才馬鹿なエルとアンドロイドなのに
人間以上に人間らしい二人の噛み合わない会話がいい。
後半でのいきなりな展開に、久しぶりの心臓バクバク!
ベタで王道と言えば、その通りなんだけど
その持って行き方が好き。楽しく読めました。
ただ、表紙絵がね・・・
読了日:01月10日 著者:辻村 七子
地獄くらやみ花もなき 参 蛇喰らう宿 (角川文庫)地獄くらやみ花もなき 参 蛇喰らう宿 (角川文庫)感想
地獄代行業シリーズ?第三弾。
地獄代行業を生業とする皓に飼われて・・・
いや、助手兼ただ飯ぐらいとして同居10カ月。
( ̄へ ̄|||) ウーム
何でもありとはいえ、ストーリーの先が気になって
読んではいたけれど、推理が絡んでくると非情にわかり難い。
文章の流れがどうしても気になるというか、ぶっ飛びすぎ。
デビュー作なら許せるけれど3作目。
さすがについて行けない・・・
好きな人には申し訳ないけれど、続きはもういいや・・・
読了日:01月06日 著者:路生 よる

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