自宅では滅多に本を読まないので
GWがあった分、少なかったのかな?
4月は全部当たりです。
北森 鴻は、デビュー作からして面白いシリーズの
エッセンス的なモノが垣間見えてるから
o(@^◇^@)oワクワクしましたし
犬神の杜は、嵌っているシリーズですし
コミックは、ゴーストハントシリーズの続編の
コミック化で、ズーっと寝かせてたんだけど
ようやく読めました。
なんせ小野主上の作品だもんねぇ
ってことで4月は、新しい派遣先でバタバタしながらも
読書は楽しめましたとさ(p^_^q)
4月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:1724
ナイス数:69

読了日:04月28日 著者:いなだ 詩穂

読了日:04月28日 著者:いなだ 詩穂

読了日:04月28日 著者:いなだ 詩穂

シリーズ第4弾。
亡くなった事務職員の描写から始まります。
何かわからないけど、何かがいる!って感じで掴みはOK。
そして障りに引き寄せられる春菜。
でも大きく動き始めるのは後半を過ぎてからなんです。
蘊蓄とか謂れなんかは、大満足なんですが
曳きの儀式が一番の見どころでもあると思ってるので
もう少し詳しくやってほしかったなぁ。
驚きは最後の方にやってきます。
犬神憑きの予想はついてはいたんだけど
そうだったの!と思ったら、とっても切なくなりました。
いつもとは少々怖さの質の違うお話でした。
読了日:04月26日 著者:内藤 了

舞台は東京の西の果ての遠誉野市。
童謡詩人:樹来たか子をめぐる人間が偶然?にも集まり
25年前のたか子の死に触れようとした途端に
止まっていた歯車が動き出した。
疑問に継ぐ疑問に振り回されて、最後に待っていたのは
予想外の結末でした。
文中の「秋ノ聲」に書かれた不思議な擬音については、
実際に見に行った事があり、言われてみればそう聞こえます。
ただ、初めて聞いた時に「しゃぼろん、しゃぼろん」という
音を活字として表現するのは無理です。
そういうところも、北森氏のスゴイところだと改めて感じました。
読了日:04月18日 著者:北森 鴻

江戸と明治が微妙に混じりあった時代の雰囲気が
なんかすごくいいです。
活気と、もの悲しさとが同居してる感じがたまらない。
そして、今後シリーズものとして世に出される作品の形や
エッセンスみたいなものが垣間見える。
少しドキドキしながら、微妙な時代背景と相まって、
歌舞伎の世界は知らないけれども楽しめました。
デビュー作でこれだけ描けるんだもの、やはりスゴイです。
ちなみに、狂斎幽霊画考というデビュー作の原型となった
作品が収録されてますが、間違ってもこちらを
先に読まないように!
読了日:04月09日 著者:北森 鴻
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