2月に読んだ本 まとめ | mokkoの現実逃避ブログ

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2月は5冊読みました。
そして5冊とも読み友さんから頂いた本です。
中でも一番印象に残ったのは「虐殺器官」です
SFは苦手なんですが、あまりにもリアル過ぎて
惚けてしまいましたよ。
アニメ映画化されてるのが納得でした。

そして「朗読者」も重い作品ながらも
印象に残りました。
色んな考えがあると思いますが
これは考え過ぎてしまう作品ですね。

2月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1635
ナイス数:54

占星師アフサンの遠見鏡 (ハヤカワ文庫SF)占星師アフサンの遠見鏡 (ハヤカワ文庫SF)感想
初めましての作家さん。
中世ヨーロッパ的な文明を持ち、人類同様の知性を
持ち合わせていた恐竜の世界。
神は絶対で、古くからの教えも絶対という中で
宮廷占星師見習いのアフサンが遠見鏡で神の顔の観察を
はじめた結果、絶対だと教えられてきたことに矛盾を感じ
ある結論に達する。
その教えに一石を投じた時・・・大激震がはしる。
恐竜の習慣や習性を細かく描写してるところが楽しくて
楽しめました。
読了日:02月28日 著者:ロバート・J. ソウヤー
朗読者 (新潮文庫)朗読者 (新潮文庫)感想
初めましての作家さん。
重い・・・重過ぎる・・・・
色々と考えさせられるというか、考え過ぎてしまう作品です。
「ぼく」は物語の語り手であって、正に朗読者でしかない。
ハンナの内面を想像することはできても知る事はできなかった。
何も答えてもらえずに結末が来て、消化できない思いが
澱となって残り続けるんだろうなぁと・・・
ハンナの最後の決断は、そんな彼に対する優しさですか?
彼の人生に踏み込まないという・・・
やはり難しいです。
映画化されてたんですね。
読了日:02月20日 著者:ベルンハルト シュリンク
怪奇小説という題名の怪奇小説 (集英社文庫)怪奇小説という題名の怪奇小説 (集英社文庫)感想
初めましての作家さんだったらしい。
読んだつもりになってました。

知らないうちに怪しくて不気味な世界に迷い込み
先が知りたくて、どんな結末が訪れるのか
気になってしょうがない。
そしてたどり着いた結末は・・・
これは悪夢ですか?
面白いじゃないですかぁ~
たまにはこんな本もいいですね

読了日:02月15日 著者:都筑 道夫
ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)感想
初めましての作家さん。
新人刑事で、異常なほどの記憶力を持つ藤堂比奈子と
脇を固めるわき役たちも魅力的です。
死神女史・・・いいねぇ~
警察小説にしてしまうと、ちょっと違う
だからホラーミステリってのが、落としどころとしては
いいのかな。
早いテンポで一気に読みました。
続編も出ているので読まなくっちゃ。
読了日:02月09日 著者:内藤 了
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)感想
初めましての作家さん。故人だったとは・・・
SFって、苦手意識が強く働いてしまうので
普段は避けているんだけれど、読んでみたら、
頭の中に知らないうちに忍び込まれた様な
やられた感に打ちのめされてしまいました。
なんか、リアル過ぎて惚けてしまいました。
アニメ映画化してるということなので、探してみましょ。
読了日:02月06日 著者:伊藤 計劃

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