どうしましょう
全部面白かったんですよ。
当たり月でした。
初読みのレトロロマンサーシリーズも
写楽と新選組のお話だったけど
新しい感じがたまらなく良かったのですよ
猿若町捕物帳シリーズも面白かった
そして、やはり獏ちゃんの陰陽師は
雅でシットリ感があって色気があって
ステキです。
上下巻で月を跨いでしまったけど
ランクが付けられない付でした♪
10月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:2071
ナイス数:90

読了日:10月31日 著者:夢枕 獏

シリーズでは10作目?
「瓶博士」「器」「紛い菩薩」「炎情観音」「霹靂神」
「逆髪の女」「ものまね博雅」「鏡童子」以上8篇収録
ゆったりとした時間の流れの中で晴明と博雅が
庭の草花を眺めながら簀の子の上で酒を酌み交わす
一方では業や神々、地脈が乱れた事による不思議が
人々を戸惑わせ追い詰める
博雅が持ち込んだ厄介事を晴明が解決?するという流れ。
獏ちゃんの雅でシットリとした不思議な物語。
大好きです♪
読了日:10月26日 著者:夢枕 獏

猿若町捕物帳シリーズ第三弾。
「吉原雀」「にわか大根」「片蔭」の3つの短編集。
どれもサクっと読めるミステリに仕上がってます
何と言っても、常連のキャラがいい
まぁ、同心に吉原の花魁に、人気女形となったら
現実から離れすぎてますからねぇ~
それぞれの話の結末も、いい余韻を残してくれます
吉原のしきたりとか、恋の話とか、捕物以外にも
色々と楽しめました。
いい人・・・って、色んな捉え方があるけれど
どっちに転がるかわからないというのが
よーくわかりました
読了日:10月24日 著者:近藤 史恵

猿若町捕物帳シリーズ第一弾。
人気歌舞伎役者の名がついた帯揚げをしていた娘が殺された。
南町奉行所同心の玉島千蔭は岡っ引きの八十吉と共に捜査開始。
その中で歌舞伎役者の水木巴之丞と、吉原の梅が枝と知り合う。
このキャラ達が凄くステキに描かれている。
たぶん、主要キャラが全て登場してます。
割と淡々と進んでいくんだけど、キャラがいいので
すごく読みやすくて楽しかったです。
これは続きが読みたくなります。
読了日:10月19日 著者:近藤 史恵

猿若町捕物帳シリーズ第二弾。
花魁の梅が枝、巴之丞と利吉、目明しの惣田と
おなじみのキャラがさりげなく活躍する
幽霊騒動が起きた茶屋の殺された夫婦
祖母と暮らす一人娘、白髪の夜鷹、
外に出ることが許されないお玉・・・
これは悲劇としか言いようがないなぁ~
吉原だからとも言えるんだけど
それにしても、意外な結末に吐き気がした
そして縁談の結末も笑ってしまった
読了日:10月17日 著者:近藤 史恵

シリーズ第二弾。
御先祖様調査研究所(ARI)のメンバーとなった初音。
前回、遷移(飛んだ)した時、すれ違いざまに
不敵な笑みを残して通り過ぎた彩雲と再会!
さて、今回遷移した相手は久保松次郎。
新選組最後の局長:相馬主計の従者だったらしいが、
備忘録には池田屋の事が書かれていて、偽物か?と
思ったのだが、遷移した先でいきなり沖田総司きたぁ~!
総司の最後は、こっちの説が好きだけど切ないです。
そして土方は・・・個人的には嫌かなぁ~(^◇^;)
早く続きが読みたいなぁ~
読了日:10月13日 著者:鳴海 章

初めましての作家さん。
タイムスリップものって色々あるんだけど
本作では本人の意識だけが、触れた物の関係者の
体にダイブするって感じで、予想外に面白かったです。
写楽が誰であるかという話ではなく、
絵師ではなかった人が、何故絵を描き始めたか。
何故、短い期間だけで消えたのか。
その理由を初音のトリップを通して見てくるって感じかな?
その中で見えてくる繋がりとか、写楽誕生のきっかけが
なるほどって感じ。
こういう色んな説のお話を読むのは大好きです♪
読了日:10月07日 著者:鳴海 章
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