9月読書のまとめ | mokkoの現実逃避ブログ

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9月は5冊読みました。
一番面白かったのは、「本にだって雄と雌があります」です。
これ、今年読んだ本の中で1番です。
今まで読んだ本の中でも上位にランクインします。
本好きさんには是非読んでいただきたい本です。

他、シリーズの0能力者ミナトもまぁ~よかったし
予言村の転校生も面白かったです。
泉鏡花だけが、昔の言葉で書かれているので
難しくて無理でしたぁ
でも怪談の元祖ですからね。
歌行燈は何とか理解できました。
いかにも怪談って感じで楽しめましたよ♪


9月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1792
ナイス数:26

本にだって雄と雌があります (新潮文庫)本にだって雄と雌があります (新潮文庫)感想
基本、ジョークは苦手なのですが、
ジョーク連射のふざけた調子で緩く話は進む。
しかし、何故読めたかというと、苦手なジョークの比喩が
すごいんですよ。この表現力ったら何なの?って感じ。
本書は語り手の博が息子:恵太郎に充てたもので
祖父母や両親や夫婦の話を通して、家族への思いや、
ライバル?との本への欲望みたいなものを
ファンタジックに幻想的に語っているのですよ。
読み終わって、あぁ~繋がっているんだってわかったら
鳥肌立ちました。
ヤバい!これ、今年読んだ中で1番だわ。
本好きに読んでもらいたいです。
読了日:09月29日 著者:小田 雅久仁
予言村の転校生 (文春文庫)予言村の転校生 (文春文庫)
読了日:09月15日 著者:堀川 アサコ
0能者ミナト<10> (メディアワークス文庫)0能者ミナト<10> (メディアワークス文庫)感想
今回は湊の出番はほとんどありません。
孝元が高校生してた時に恋した話で
その相手が・・・で、父親と目される男が事務所を訪ねてきて、
法力を消す薬を渡されて飲んだら本当に法力が消えて・・・
ユウキのあれやこれのお話しだったんだけど
なんとも切ない内容でした。
クラスメイトの二宮翔太が一番の謎です。
読了日:09月12日 著者:葉山 透
ネフィリム―超吸血幻想譚 (角川ホラー文庫)ネフィリム―超吸血幻想譚 (角川ホラー文庫)
読了日:09月08日 著者:小林 泰三
歌行燈・高野聖 (新潮文庫)歌行燈・高野聖 (新潮文庫)感想
清く正しい怪談といえば泉鏡花と思っていた
読んだこともないのに(^◇^;)
しかし旧仮名遣いは苦手なんです。
ルビがふってあっても、言葉の意味がわからない
言葉遣いも、慣れていないから意味不明。
なんとか理解できたのは、最初の高野聖のみ。
いつか機会があったら、また読んでみたい
できれば現代仮名遣いで・・・
でもそうなると、独特の言葉の色気が伝わらないんだよねぇ
読了日:09月05日 著者:泉 鏡花

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