1月読書のまとめ | mokkoの現実逃避ブログ

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今年最初の月は、6冊読みました。

ランキングはつけがたい。
悪童日記から始まる二人の証拠と第三の嘘
これは、本当に余韻を引きずる作品で
読んでよかったと心底思いました。

他はすべて怪奇幻想系なんだけど
シリーズ物で、追いかけることに決めました。
バチカン奇跡調査シリーズは、既に
まとめ買いをしておりまして
その後も在庫確保出来次第、購入します。
あとはお財布と相談です。

怪ほどき屋は、ちょっと迷ったものの
読みともさんが、面白くなると太鼓判
これも追いかけましょう。
ってことで、1月は当たり月となりましたぁ~

いやぁ~やはり読書って
楽しんで読むものですよねぇ~(*´◇`*)

2017年1月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:2009ページ
ナイス数:95ナイス

バチカン奇跡調査官  サタンの裁き (角川ホラー文庫)バチカン奇跡調査官 サタンの裁き (角川ホラー文庫)感想
バチカン奇跡調査官シリーズ第二弾。 今回の調査は1年半前に死んだ腐敗しない死体の謎です。 早速アフリカに出向く2人。 今回も到着直前に、無残な女性の遺体と遭遇。 科学的な検証を始める平賀と、古文書の解読に挑むロベルト。 腐敗しないヨハネは、預言者でもあって、 何とロベルトの死も予言されていた? パニック症状で倒れるロベルトに狼狽える平賀。 邪神を祀るシンシンの祭り、神父の失踪、儀式の痕跡。 バルボアナ家の紋章に秘密結社ガルドウネ。 後半に入って、ハラハラドキドキの展開が始まる。 やっぱこのシリーズ好きだわ
読了日:1月31日 著者:藤木稟
バチカン奇跡調査官  黒の学院 (角川ホラー文庫)バチカン奇跡調査官 黒の学院 (角川ホラー文庫)感想
処女懐妊の真偽を見極める為、修道院と併設された 寄宿学校に向かった平賀とロベルト。 しかし学校の手前の墓地で、死体発見現場に行き当たる。 聖痕を浮かべる生徒や涙を流すマリア像、 そして、連続する神父殺人は最初の事件と同じ痕跡が・・・ 何かが動き始めている。それはとんでもないものだった。 シリーズ1作目なので説明が多いのはしょうがない。 蘊蓄や建築物の細かい描写が好きで、オカルト系ラノベ好きにはいいかと思います。 ただ、早い解決が好みの人にはお勧めできないかもです。 私は面白かったです。さぁ~次を読むぞ!
読了日:1月26日 著者:藤木稟
0能者ミナト (メディアワークス文庫)0能者ミナト (メディアワークス文庫)感想
初めましての作家さん。 霊能力がないのに怪異を解決?してしまう主人公の湊。 総本山に籍を置き、神仏を信じないのに十歳にして 誰よりも強い法力を持つ赤羽ユウキ。 御蔭神道の折り目だたしく超真面目な巫女の山神沙耶。 湊の口の悪さと、突拍子もない思考回路に対して ユウキと沙耶の真っ当な妖への対処法のギャップが 面白すぎます。 ホラーとは別のところでヒヤヒヤさせられるし、 テンポもいいからもたつかずに、勢いのまま読み切れます。 これは絶対に続きを読みます。
読了日:1月18日 著者:葉山透
怪ほどき屋 (角川ホラー文庫)怪ほどき屋 (角川ホラー文庫)感想
初めましての作家さん。 霊能力が高いが技がないのに、中途半端な仕事をするから 色々と恨まれているだけでなく、怪まで惹きつける多賀宮と 能力は高いが超マイペースで子供っぽい奈(にのまえ)と その秘書:雪緒(山姥つき)の3人が和洋折衷な怪の 原因を探ってほどいていくお話し。 しかし、主要キャラがどうにも中途半端。 素材や題材はピカイチなんだけど 上手く使えてない感じが惜しい。 テンポもちょっと乗り切れなくて残念。 怪の材料と小ネタは楽しみだから、次を読んでもいいかなぁ
読了日:1月13日 著者:南澤径
第三の嘘 (ハヤカワepi文庫)第三の嘘 (ハヤカワepi文庫)感想
悪童日記にはじまる三部作の完結編。 50歳を超えたリュカは故郷に戻りクラウスを探す。 クラウスは精神障害となった母と再会し一緒に暮らす。 ここでも二人の恐れが見え隠れしている。 激しく求めながら、それを得られない苦しみ。 お互いの存在を疑わないのに、かみ合わないジレンマ。 クラウスは一度リュカの姿を見ているのに気づかない歯がゆさ。 やっと再会できたのに、待っていたのは拒絶。 一緒にあるべきものが、1つであるべきものが引き裂かれる悲劇。 切ないながらも、でもクラウスの一言で、ちょっとだけ安心しました。
読了日:1月11日 著者:アゴタ・クリストフ
ふたりの証拠 (ハヤカワepi文庫)ふたりの証拠 (ハヤカワepi文庫)感想
悪童日記の続編。 今までは、「ぼくら」だったのが、国境を越えたクラウスと 残ったリュカと名前が出される。本作はリュカ側の話しになる。 読み始めてすぐに違和感があった。誰もクラウスの事に触れない。 双子である事は疑わなかったけれど、だとすれば クラウスは生きているのか・・・? 淡々と、何かに怯える人たちがリュカの周りに集まってくる。 まるでリュカの心を反映してるように・・・ そして最後でまたも驚きが待っていました。 片割れは存在していた。 けれど・・・色んな疑問が一気にあふれ出す。続きを読まないと!
読了日:1月10日 著者:アゴタクリストフ

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