7月読書のまとめ | mokkoの現実逃避ブログ

mokkoの現実逃避ブログ

現実から目を背けて堂々と楽しむ自己満足ブログ

7月は5冊読みました。
ダントツで面白かったのは、綾辻氏の霧越邸殺人事件
ホラーチックで、蘊蓄もあり、しっかりミステリしてて
ドキドキしながら読みましたぁ~

次は上巻ではあるけれど、恩田さんのネクロポリス
ホラーでミステリで幻想的で、夢中になりました。
本当に恩田作品は、中盤までは大盛り上がりで
面白いんですけどね・・・(^◇^;)

他は病んでる作品ばかりで疲れました(^◇^;)
8月はネクロポリスの下巻からスタートです

2016年7月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:2545ページ
ナイス数:51ナイス

ネクロポリス 上 (朝日文庫)ネクロポリス 上 (朝日文庫)
読了日:7月29日 著者:恩田陸
エナメルを塗った魂の比重<鏡稜子ときせかえ密室> (講談社文庫)エナメルを塗った魂の比重<鏡稜子ときせかえ密室> (講談社文庫)感想
鏡家サーガシリーズ第二弾。 時系列でいったら、本作が最初になりますが、 読む順番は出版順の方が無難です。 前作を読んでいないと、やたらと出てくる 「能力」という言葉の意味が理解できないです。 それでなくても、物語の目線がやたらと入れ替わるので どこに向かっているのかわからなくなってしまう。 後半でいきなり展開し始めると脳みそが混乱します。 最後には、そういうことかぁ~と思うのだけど スッキリはしないですね。 前作以上にグロイので、苦手な人は読まない方が無難です。 嫌いではないですが、読後感がよくない。
読了日:7月24日 著者:佐藤友哉
フリッカー式 <鏡公彦にうってつけの殺人 > (講談社文庫)フリッカー式 <鏡公彦にうってつけの殺人 > (講談社文庫)感想
鏡家サーガシリーズ第一弾。 鏡家の面々は壊れてます。 自分の思考回路が汚染されそうで怖い。 しかし、読みやすいからサクサク進む。 可愛い妹が自殺して、知らない男は妹のレイプビデオを見せ 公彦を復讐へと駆り立てるんだけど、その一方で突き刺しジャックが 徘徊していて、何故かジャックが犯行を行う寸前に 頭の回線がリンクしてしまう公彦の幼馴染。 この登場人物がどう関わってくるのか・・・ とりあえず、描写がリアルで、暴力シーンとかは グロかったりするので、苦手な人は気を付けてください。 結末も壊れてました。
読了日:7月15日 著者:佐藤友哉
暗色コメディ (文春文庫)暗色コメディ (文春文庫)感想
初めましての作家さん。 主婦に画家に葬儀屋に外科医。 4人のエピソードが同時に進行する。 しかも病んでるから、物の見方とか状況説明とかが普通じゃない。 中盤くらいまでは、この4人の妄想というか幻覚で これってミステリじゃなかったっけ?と思い始めたころに 精神科を舞台にした4人の患者の妄想と行動が 整理されてミステリっぽくなった。 後半に入って、いきなり駆け足状態で 最後には、そういうことだったのかぁ~って思うんだけど イマイチ爽快感に欠けます。病んでる話は疲れます。
読了日:7月12日 著者:連城三紀彦
霧越邸殺人事件 (新潮文庫)霧越邸殺人事件 (新潮文庫)感想
暗色天幕という劇団一行がロケの帰りにバスがエンコ。 徒歩で山道を強行突破する予定だったが、天候が急変。 突如吹雪に見舞われ、奇跡的にたどり着いた洋館「霧越館」 吹雪の山荘状態の中で起きる北原白秋の「雨」を模した連続殺人。 館の主人から探偵役を命ぜられた劇団代表。 劇団の脚本担当が回想という形で語っていて 最後の方で、劇団代表が全員を集めて 犯人当てをするのだが・・・ 完全に予想外で、面白かったぁ
読了日:7月2日 著者:綾辻行人

読書メーター