7冊読みました。
冊数的には個人的に多いようだけど
薄めの本が多かったから当然か(^◇^;)
今回も当たりの多い月でした
シリーズものは冬が早く読みたくなりました
一番気に入ったのは千年の黙 異本源氏物語
中盤の源氏物語をめぐるミステリが
あまりにも壮大だったのでワクワクしました(p^_^q)
さて、5月はどんな本を読もうかなぁ~
2015年4月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2000ページ
ナイス数:103ナイス
舞面真面とお面の女 (メディアワークス文庫)の感想
初めましての作家さん。 叔父から呼び出され、従姉妹と興信所の調査員と共に 被面が残した遺言の調査をする事になった真面 箱を解き 石を解き 面を解け よきものが待っている この暗号をめぐるミステリかと思ったのだが 不思議な面をつけた少女が登場してから 何やら変な方向にシフトしていく。 表面的な暗号をめぐるミステリではなかったんだなぁ 何だろう・・・嫌いではないんだけど不思議な読み味です。
読了日:4月24日 著者:野崎まど
千年の黙 異本源氏物語 (創元推理文庫)の感想
初めましての作家さん。 式部が探偵役というから、どうなるかと思っていたけど 派手に立ち回るわけではなく、日常の謎系です。 しかも物語の目線は式部に仕える小少将「あてき」。 3部構成になっていて、時期が飛んでいる。 あてきの女としての生涯という見方もできるし、 式部が作家としての使命に目覚めていくという見方もできる。 いやぁ~紫式部の印象が随分と変わりました。 そういう意味でも2部の謎のスケールが大きくて読みごたえありです。 平安の華美に過ぎない都の様子が楽しかったぁ
読了日:4月21日 著者:森谷明子
下鴨アンティーク アリスと紫式部 (集英社オレンジ文庫)の感想
初めましての作家さん。 舞台は京都。メインキャラは高校生の鹿乃。 年の離れた兄。ぐーたらだけど美形で骨董商。 兄が10年ほど前に連れてきた美形の友人の慧。 3人が住まう野々宮家は旧華族。母屋は古い洋館で、 大正時代にイギリス人建築士の設計で建てられた。 ある日、祖母が蔵にしまっていた着物を出したことで 不思議な現象が起きる。 着物の柄をめぐる3つのアンティークミステリー。 軽くて読みやすくて楽しかったです。
読了日:4月13日 著者:白川紺子
秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)の感想
連続放火の陰に小山内さんが見え隠れ。 小鳩君は情報操作を仕掛ける。彼の変化に驚きました。 そしてやっと二人が対峙する。 大どんでん返しとかの派手な演出はないけれど 今回の小鳩君は、ちょい黒だったけど見事に犯人をあぶり出し 小山内さんは・・・見事な黒さでした。 ある意味、さんざん盛り上げられて、叩き潰された彼が 一番の被害者だったよねぇ あれは立ち直れないだろうなぁ~(^◇^;) 卒業まであと半年。 今度は何をやってくれるんだ? っていうか、続きはいつ出るんだ?
読了日:4月9日 著者:米澤穂信
秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)の感想
小市民シリーズ 第3弾。 前作の「夏期限定?」で決別した2人。 さてどうなるかってのが一番興味があったんだけど 2人揃ってサクっと付き合う人が出来てるし・・・ 今回は小鳩君目線だけでなく、新聞部の瓜野目線でも 話が展開していく。 連続放火事件と月報船戸。果たしてどんな展開になるのか。 やはり気になるのは小鳩君と小山内さんですよね。
読了日:4月7日 著者:米澤穂信
夏期限定トロピカルパフェ事件 (創元推理文庫)の感想
小市民シリーズ:第2弾。 出だしは、高校生らしい感じで緩~くスタート。 しかし、何かがおかしい。もちろん、小山内さんが! どうにもこうにも胡散臭い。絶対に何か企んでる。 オカシイ、怪しいと思っていたことが 実は伏線だったりして、ドキドキのハラハラな展開。 それでもやはりおかしい。小山内さんが! そして最後の真相は、黒い。黒過ぎるよ小山内さん。 小市民を目指していた二人の関係も雲行きがあやしくなる。 いったいどうなるんだ? ってことで、やっぱり続きが気になるから読みます。
読了日:4月3日 著者:米澤穂信
春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)の感想
小市民シリーズ第1弾。 主人公の小鳩君と小山内さんは、何故小市民を目指すのか。 そこが引っかかってたんだけど、カバーイラストと 最初の方の軽い日常系の謎に、まんまと騙されました。 中学時代の反省で小市民を目指したのはわかったけど 当たり障りのない軽い話から始まって 少しずつ怪しくなっていく。小山内さんが! 狐と狼か・・・過去に何があったのか気になります。 いや・・・何をやったか気になります。 続きを読むしかあるまい。
読了日:4月1日 著者:米澤穂信
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