髪の毛って立つんだよ | mokkoの現実逃避ブログ

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高校生やってた頃の話。
恐い話が上手だとおだてられ、昼休みに6人ほどでお話会をやった。
語り手はモチロン私。
その時は、体験談ではなく、聞き手を驚かせるのが目的の話。
事前にターゲットを一人決めておき、さも本当の出来事であるかのごとく
ゆっくりと、淡々と話を進めていく。

クライマックスにさしかかっても、聞き手には気づかれないようにして
突然デカイ声で「犯人はお前だ!!」とターゲットを指差す。
大体の人は、ここで悲鳴をあげる。
しかし、その時のターゲットは目を見開いたまま硬直してしまい
頭のてっぺんの髪がモコモコと浮き上がったと思ったら
いきなり、ビョビョビョっと上に向かって直立した!!
見ていた私達の方が驚いた。

しかも彼女は、髪の毛が立った途端に恐ろしい絶叫を放ったのだ。
彼女のあまりにも恐ろしい雄叫びに驚き、
今度は私達が恐怖の悲鳴をあげてしまい、そして笑い転げた。

漫画などで、驚いた表情を描くのに髪の毛を立たせてるけど
あれは、事実に基づいて描いているんだと悟った瞬間あった。
後で、髪が立った時の感想を聞いたら、すごく痛かったそうだ。