モノノケ杜の百鬼夜行 疫病退散の噺/蒼月海里 | mokkoの現実逃避ブログ

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発売日:2020/12/24
文 庫:208ページ
ISBN-13:978-4041108789

二人の少年とモノノケ達のほっこりホラーミステリ!
アマビエも登場!?

強い霊感を持つ少年・潤と、御神木に嫁入りした
巫女の末裔、一華。
二人はクラスメイトの芳沢に、怪我をした猫を助けてから
妙なことが起きるとの相談を受ける。
原因を探るべく、潤たちは「猫の集会」に出ることに。
数日後、宿敵の千影に御神木を汚され、一華が倒れてしまう。
一華を助けることができず焦る潤の前に現れた、
まさかの救世主とは!?
少年とモノノケ達の友情に心を打たれる、
今こそ読みたいほっこりホラーミステリ!
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モノノケ杜の百鬼夜行 完結編
超ライトなほっこりホラーの続編で完結編

第一話 一華と潤と、芳沢の猫
第二話 一華と潤と、御森の送り狼
第三話 一華の覚悟と、潤の絆
余 話 移り変わる街にて

前作同様、かなり軽くて、あっという間に読めます。

猫の集会に参加するシーンがあったのですが
大昔に猫の集会を見た事ありましたぁ~
北品川のビルの狭間の狭い空き地でしたけどね
陰からこっそり覗き見して感動したなぁ~
妖目線で読めたのは楽しかった。

本作の読書メモ φ(・ェ・o)メモメモ

送り狼という物の怪は、知らなかったぁ~
奈良や福島では、送り狼には塩を与えるといいと伝わる

人間が狼の獲った鹿を拾って持帰る時、全部を持帰ると
狼が怒って家までついてくるが、鹿を少しだけもらい
塩を置いてくると何も起こらずに済むらしい。
(* ̄ρ ̄)”ほほぅ…