謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー | mokkoの現実逃避ブログ

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発売日:2017/10/19
文 庫:416ページ
ISBN-13:978-4062940948

「館」の謎は終わらない――。
館に魅せられた作家たちが書き下ろす、色とりどりの

ミステリの未来!
奇怪な館、発生する殺人、生まれいづる謎、変幻自在の

ロジック――!
読めば鳥肌間違いなし。謎は、ここにある。
新本格30周年記念アンソロジー第三弾。
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アンソロジー

ミステリー初心者で、推理ができません(○ ̄m ̄)

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恩田陸さんの「麦の海」シリーズがあると聞いて

即、チェックしておりました。
やっと読めました(^◇^;)
アンソロジーは、当たり外れはあるけれど
新しい作家さんを発掘するにはもってこいですね♪
さて、内容は・・・

はやみねかおる『思い出の館のショウシツ』
 読みやすいけれども、思い出の中の謎なので
 切実感がないというか、フワフワした感じ(;^_^A
 それを今更ながら解いたって感じでしょうか?

恩田 陸『麦の海に浮かぶ檻』
 これが目的で購入したのですよ。
 まさかまさかの、校長先生の若かりし頃
 そういうことだったのねぇ~
 ちょっとした謎ではあるけれど、とりあえず解決。
 できるなら、「水晶の夜、翡翠の朝」くらいの
 黒い話が読みたかったなぁ~

高田崇史『QED~ortus~ ―鬼神の社―』
 節分の日の神社を舞台にした館ミステリ・・・
 神社もある意味館・・・なのかも(^◇^;)
 本シリーズは最初の2冊しか読んでませんが
 蘊蓄も楽しめました。

綾崎 隼『時の館のエトワール』
 修学旅行先で選んだ館がSFチックなオマケ付き。
 女子高生なら、警戒しながらも試したいですよね。
 別の意味で怖いというか、キモイですけど

白井智之『首無館の殺人』
 何というか、グロイ。残酷。汚い、臭い。
 トドメも酷い。最悪だわぁ~
 変な風に想像の翼を広げてしまった_| ̄|○

井上真偽『囚人館の惨劇』
 まんまとやられました(^◇^;)
 最後の最後で、わからなかったのが悔しいですが
 某映画系かぁ~と思いながらもワクワクしました。

今回の読書メモ

もともと節分というのは、季節の移りかわる時のことだから
立春、立夏、立秋、立冬の前日、つまり年に4回ある。
現代では立春の前日のイメージだけが定着している。
 なるほど・・・言われてみればそうですね・・・

奈良の元興寺、天川大辨財天社、金峰山寺蔵王堂、
新宿の稲荷鬼王神社、、神奈川の千蔵寺
「鬼は内」
千葉の成田山新勝寺「福は内」のみ

好きになった人が心臓の位置を教えてくれる
(* ̄ρ ̄)”ほほぅ…
心臓というか、胃袋あたりだと個人的には思ってました。