発売日:2018/3/3
文 庫:238ページ
ISBN-13:978-4591158296
千花が幼い頃、隣家の庭に不思議なポストがあった。
そこに手紙を入れると、なぜか空の上の「あの人」から
返事がくる。
結婚を控え故郷を離れようとしている千花は、
もう一度だけ優しい手紙を読みたくなって。
知らぬ間に見守ってくれていた温かなまなざしの物語、
「小鳥の手紙」。
春の風早の街を舞台にした二話と、話題作『百貨の魔法』の
番外編を収録。
大切な探しものが見つかる不思議なコンビニたそがれ堂、
大人気シリーズ第7弾!
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シリーズ第7弾
この世に売っていないはずのものまでが
なんでもそろっているという
不思議な魔法の「コンビニたそがれ堂」のお話が2編。
『百貨の魔法』の番外編が1編収録。
・雪柳の咲く頃に
おとぎ話のような災難に見舞われている淳くんは
花の波に埋もれた土管の中に避難してましたが
そこに、ねここが依頼されたお弁当を届けに来て・・・
・小鳥の手紙
隣の洋館の巣箱を通して、亡き母親との文通が続いたが
旅行の間に洋館も巣箱も隠していた手紙も消えていた。
手紙の返事を書いていたのは・・・
・番外編
百貨の魔法の子どもたち
天井のステンドグラスの子猫に願い事をするために
百貨店に忍び込んだ瑛太と、喧嘩していた親友が
共通の願いを叶えるお話。
魔法のコンビニと魔法の子猫のコラボ作品です。
魔法の反物でできた着物を着たねここ。
古くからの常連さんに頼まれての配達。
黄色い地に白い稲穂の模様が染め抜かれ
蝶結びに結ばれたあたりに、赤の刺繍で
「コンビニたそがれ堂」を縫い取られた風呂敷
ねここの完璧なお遣いスタイル
いいなぁ~ ねここの着物、着てみたいなぁ
『千夜一夜物語』の「漁師と鬼神との物語」と
日本昔ばなしの「三枚のお札」を合わせたような
クスクス笑ってしまう優しいお話がいいなぁ~
喉シロップ 画像は全てお借りしてます
↓クリックサイト
苗場にいた時に、パートのおばちゃんが作ってくれて、
のどの痛みが随分楽になりました。
懐かしいなぁ~
人の子が魔法を夢見、信じるならば、
魔法の側もきっと、人の子を愛し、
力を貸してやろうと思うものなのよ。
コンビニたそがれ堂とステンドグラスの猫は
どっちが先に願いを叶えたんだろう・・・
今回もカバーイラストの作務衣姿の店長と
魔法の着物を着こなす ねここが
ステキ過ぎます(〃▽〃)ポッ
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